なぜ牛肉や豚肉は、鶏肉のように爬虫類の肉の味を引き継がなかったのだろうか!? | まきしま日記~イルカは空想家~

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ちゃんと自分にお疲れさま。

読者の皆々様、新年あけましておめでとうございます。今年も俺まきしま及び当まきしま日記をよろしくお願いします。

さあ、肉の話をしようか。

例えば鶏肉や魚肉と比べて、牛肉、豚肉、ラム肉は非常に味がよく似ている。味覚音痴の人が目隠ししてこれらを食したら、恐らく違いが分からないだろう。そして俺は食べたことがないのだが、熊や馬、クジラなども牛肉や豚肉とよく似た味をしていることであろう。なぜならこれらは全て哺乳類、鳥類や魚類とは生物分類上の”鋼”が違うからだ。

然るにだ。やはりこれも俺は食べたことがないのだが、ワニや食用ガエルは食べた人によると、味や食感が鶏肉によく似ているらしい。俺にはその理由が分からない。ワニは爬虫類、カエルは両生類、言うまでもなく鳥類とは”鋼”が違う。脊椎動物は魚類から両生類、両生類から爬虫類へと進化し、爬虫類から鳥類、哺乳類が枝分かれしたのだが、ならばなぜ哺乳類は鳥類のように爬虫類の肉の味を引き継がなかったのか。両生類、爬虫類、鳥類というのが進化の主流であり、哺乳類は亜流であったのだろうか。

もっとも百聞は一見に如かず、俺もワニや食用ガエルを一度食べてみれば肉の味の系譜を実際に確かめることも出来るのであろうが、それは無理な相談だ。俺は大のゲテモノ嫌い、特にカエルの足の串焼きは見ただけで卒倒しそうになった。あれを口に入れるなんてとんでもない話だ。