誠に誠に憚りながら、俺はブログにおいて三浦知良選手のような生き様を目指しても良いのではないか!? | まきしま日記~イルカは空想家~

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ちゃんと自分にお疲れさま。

mixiに始まりAmebaに至り、俺のブログ歴はかれこれ12年になる。そしてここ1年ほどか、俺の頭を常にもたげている自問がある。「いつブログを引退するか、そろそろ俺も潮時なのではないか」。

例えば3年前、4年前、過去のブログを読み返していると落胆のため息を禁じ得ない。発想力、表現力、昔の日記の方が今の日記よりも遥かに卓越しているからである。書いてる本人がそう感じるのだ、読者さんからしたら猶更であろう。

果たして俺は、劣化したまきしま日記をこのまま書き続けて良いものだろうか。



さて、俺が最も敬愛するスポーツ選手がJ2リーグ横浜FCの三浦知良選手である。カズは現在51歳。自身の持つJリーグ最年長出場記録を更新し続けている、言わずと知れた日本サッカー界のレジェンドである。

今の若い人は知らないかも知れないが、俺は全盛期のカズを観て育った世代である。Jリーグ初代MVP、また日本代表でも不動のエースとしてゴールを量産し続ける、まさにカズは生きる伝説であった。

しかし今やカズには全盛期のパフォーマンスなど期待すべくもない。横浜FCでも専らベンチウォーマー。そんなカズをある人たちはあざけ笑う。「一体カズはいつまで未練たらしく現役にしがみついているのか」。

けれどカズは、外野の声などお構いなし。たとえ若かりし頃のスーパープレーは出来なくても、今でも少年のようにボールを追い続ける。何が彼をそうさせるのか、きっとカズは誰よりもサッカーを愛しているのだろう。



稀代のアスリート・KING KAZUと、たかだか一介の趣味ブロガーである俺自身を重ね合わせるなど、とんだ身の程知らずの恥知らず。

しかし誠に誠に憚りながら、俺はブログにおいて三浦知良選手のような生き様を目指しても良いのではないか。いかに発想力、表現力が枯渇しようとも、結局俺は今でも文章を書くことが好きなのだから。