中国、アメリカを出し抜け!日本主導のTPPからさらに環太平洋経済協力体へ!! | まきしま日記~イルカは空想家~

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ちゃんと自分にお疲れさま。

2018年、日本は相変わらず平和である。しかしその平和とは、あくまで国内から見た幻想なのかも知らない。今、日本を取り巻く国際情勢が激変しているのだ。


(1)日中関係の改善

日本・中国の両国における某アンケート調査で、特に中国おいて「日中関係は良好である」あるいは「日中関係は今後改善する」と答えた人の割合が激増している。その原因として中国人の日本観光あるいは中国企業の日本進出など民間レベルの交流が増えたことが挙げられる。さらに「日中平和友好条約」締結から40年の節目として、中国は国家規模で日中間の友好関係を内外にアピールしている。


(2)日米関係に亀裂

一方、日中融和を快く思わないのがアメリカだ。なぜならアメリカの中国軍事包囲網が崩れてしまうからである。先月17日における日米首脳会談は、これまでにないほど緊迫したものとなった。そこにはかつて「ドナルド・シンゾーの蜜月関係」と呼ばれた両首脳の笑顔は微塵もない。そしてアメリカは日本に対し、攻撃とも取れる2枚のカードをきってきた。(一)日本を完全に無視した米朝首脳会談の開催、(二)鉄鋼業において日本に対し個別の関税の実施。これまで猫の皮をかぶって安倍首相の裾をつまんで歩いていたトランプ大統領がいよいよ本性を現したという訳だ。


日本はアメリカ、中国の2大国に挟まれ、双方の顔を伺って生きるしかないのだろうか。否、日本はアメリカが抜けて雲散しかけたTPPを再びまとめ上げた実績がる。ぜひ日本には中朝韓の極東アジアにさっさと見切りをつけ、東南アジアや環太平洋の国々と日本主導のTPPからさらに環太平洋経済協力体へ、より一層の国際協力と経済発展を見せてほしい。