一部の天文学者の好奇心によって地球上の全人類が破滅する!? | まきしま日記~イルカは空想家~

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ちゃんと自分にお疲れさま。

近代から現代における天文学において、最も熱いテーマの一つが「地球外知的生命体を探すこと」である。我々の地球が属する天の川銀河の中だけでも、すでに数千もの太陽系外惑星が見つかっており、さらに天文学者たちは探すだけに飽き足らず、地球外知的生命体との交信を試みて電波でメッセージまで発信している。俺は彼ら学者たちに心からエールを送りたい、「頼むから今すぐやめてくれ」。


現時点において地球外知的生命との交流は雲をつかむような話であるが、万が一にも彼らが我々の発信をキャッチしたら果たしてどうなるだろうか。例えば欧州白人国家とアフリカの原住民あるいはアメリカの原住民など、2つの異なる文明が接触した時、一体何が起こったか。先進文明の後進文明に対する非人道的で容赦のない侵略・蹂躪である。そして我々はいまだ月にしか有人探査機を飛ばせていない。もし何千何万光年の彼方から地球外知的生命体が地球に飛来したならば、迫害される後進文明は我々地球人の方なのだ。


宇宙に向けた電波発信、それはまだ見ぬ地球外知的生命体に対して「ここに水と緑が豊かな植民地星と数十億人の奴隷がいますよ」とPRしているようなものだ。せめて俺が生きているうちは、一部の天文学者の好奇心によって地球上の全人類が破滅することなきよう、心から願いたい。