ショートケーキのスポンジとホイップがラジオのパーソナリティだとしたら、苺は所詮ゲストなんだよ!! | まきしま日記~イルカは空想家~

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ちゃんと自分にお疲れさま。

クリスマスである。今年もまた、寂しい寂しいクリスマスがやって来た。万年クリぼっちの俺は、毎年苺ショートケーキ1ホールとスパークリングワインで一人クリスマス・パーティーをするのが恒例行事となっている。今年ももちろんそのつもりだ。


さて、この苺ショートケーキ。スポンジケーキとホイップクリームの上にちょこんと鎮座する、苺のあたかも主役のような顔が俺はどうしても許せない。ヤツラに言ってやりたい、「スポンジケーキとホイップクリームがラジオのパーソナリティだとしたら、苺は所詮ゲストなんだよ」。


確かにショートケーキに盛るフルーツは、苺がベストであることは言うまでもない。しかし苺の代わりがピーチであってもブルーベリーであっても、最悪バナナであったとしても、まだそれはショートケーキとしての体裁を保っている。けれどスポンジケーキとホイップクリーム、そのどちらか一方でも欠けたら。それはもはやショートケーキでも何でもない。


想像してみてほしい、一切れの苺ショートケーキ。誰かに苺をつまみ食いされた時の精神的ダメージと、表面のホイップクリームを剥がし食いされた時の精神的ダメージ、果たしてどちらが甚大であろうか。