メディアの「報道しない自由」は国民の「知る権利」より上位にあってはならない!! | まきしま日記~イルカは空想家~

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ちゃんと自分にお疲れさま。

俺はもとより日本のメディアを信じていない。よってニュースに関してはネットの動画記事を見ている。もちろんそれらは公正中立とは言い難く作成者の思想が強く反映されており、そのまま鵜呑みにするのは極めて危険だ。しかしそれでも尚、メディアよりも遥かに深く的確に切り込んでいて実に見応えがある。


日本のメディアに対して、俺は失意のため息しか出ない。それは、まだ他の番組よりはマシかと思えるジャーナリスト池上彰氏の番組についても同様である。先日同氏の番組予告で極東アジア情勢を取り上げるというので俺は楽しみにしていたのだが、いざ蓋を開けてみると、「アメリカは横暴である」、「中国は巨悪である」、「北朝鮮は脅威である」など、小学生でも知っているようなことばかり。これには心から失望させられた。


どれだけの日本人が知っているだろうか。かつて同盟国批判をしていたトランプ米大統領が、今や安倍首相と極めて親密であることを。安倍首相が外交努力によって、世界中の首脳たちから支持されるに至ったことを。どれだけの日本人が知っているだろうか。韓国が卑日運動とコウモリ外交を繰り返した結果、世界中からひんしゅくを買い完全に孤立したことを。南北朝鮮の迷走により、米日韓VS中露北という基礎構造が崩れてきていることを。


もちろんメディアには「報道する自由」があるのと同様に、「報道しない自由」もあるだろう。しかしそれは、国民の「知る権利」の上にあってはならない。もし「報道しない自由」が「知る権利」より上位に位置するならば、それは国家権力にも比肩する”第四の権力”メディアによる情報統制国家の誕生である。