今、隣国・韓国が内憂外患、朝鮮戦争以来最悪と言っていい国家存亡の危機に立たされていることをご存知だろうか。
(1)国防面では北朝鮮が軍事挑発を繰り返し、いよいよ開戦まで秒読みだ。(2)外交面では中国はTHAAD問題を受けて韓国に経済制裁、日本、アメリカは2国間でコリア・パス(韓国除外)、ロシアは朝鮮戦争再発を歓迎的に待ち受ける。そして(3)金融面では外貨準備高が底をつき、韓国は間もなくデフォルトを迎えようとしているのだ。
国家が経済・国防面で窮地に追い込まれ、国際的にどんどん孤立を深めていくとどうなるか。それは世界の歴史が物語っている。「専制主義国家への移行」だ。
専制主義とは民主主義に対義する概念であり、国家が武力あるいはイデオロギーの強制などによって国民の目と口を塞ぎ、力づくでこれを抑えつけて統治するというものだ。そしてすでに韓国では、その兆候が表れ始めている。
現在韓国の国会では、「竹島は日本の領土である」、「従軍慰安婦は自ら志願し従事した」などといった親日反国家的発言や表明に対し、刑罰を処す法案が審議されている。これはいわば「親日罪」、民主主義国家ならざる前近代的な言論弾圧だ。
「経済、外交で協力関係にある民主主義国家」、これが誰もが学校で習った韓国という国である。しかし遺憾ながら、我々は韓国に対する認識を根底から改めなくてはならないのかも知れない。