ジャニーズの不祥事をもみ消せない事務所!!結局ジャニーズ事務所の権力はSMAPありきだった!? | まきしま日記~イルカは空想家~

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ちゃんと自分にお疲れさま。

去る先月24日、元KAT-TUNの田中聖容疑者が大麻所持容疑で逮捕された。活動休止状態にあったKAT-TUNであるが、いよいよ以てとどめを刺されたと言って良いだろう。さらにジャニーズの問題児は何もKAT-TUNだけに限らない。今後は芋づる式に関ジャニ∞やHey!Say!JUMPのメンバーにも容赦なく報道のメスが入ることになろう。


しかしながら、俺は不思議に思うのだ。「なぜジャニーズ事務所はその権力を以て、所属タレントの不祥事をもみ消さないのだろうか。」


さてここで、新旧ジャニーズ事務所の看板であるSMAPと嵐を比較してみたい。まず純粋に音楽活動について問うなら、嵐はSMAPとではまるで比較にならない。AKB48グループという反則的例外を除けば、嵐はこの10年、日本のCD、DVD売上の頂点に君臨し続けている。これはSMAPや他のジャニーズグループと比べてどうこうというレベルの話ではない。あのサザンやB'z、ミスチルにも到底成し得なかったとんでもない大偉業である。


しかしSMAPの絶対的な強み、それは“テレビ局ジャック”である。SMAPは音楽番組のみならず、ドラマやバラエティ番組にも深く根をはり、さらにSMAPとしても個のメンバーとしても多岐自在に活動できた。「彼らなくしてテレビ番組は成り立たない」、それがSMAPという存在だったのである。


恐らく今のジャニーズ事務所に、報道に圧力をかけられるほどの力はあるまい。結局、ジャニーズ事務所の権力はSMAPありきだったのである。その穴を埋めジャニーズ復権を担うには、さすがの嵐といえども役不足であろう。