こう見えてかどう見えてか、俺は女性歌手が大好きだ。しかもその脳内女性遍歴がとにかくハンパではない。
まず90年代、YUKI(JUDY AND MARY)に始まり持田香織(Every Little Thing)、浜崎あゆみ、宇多田ヒカル、aiko、そして2000年代に入って倖田來未、大塚愛、YUI、吉岡聖恵(いきものがかり)、残念ながらそこで時代についていけなくなった。
ならば憧れる男性歌手は誰か。こちらは90年代hyde(L'Arc-en-Ciel)一択、20年経つが他にはいない。
しかし考えてみれば不思議なことだ。なぜ好きな女性歌手はあれやこれやと浮気しまくりなのに、好きな男性歌手はアホみたいに一途なのか。考察してみた。
例えば俺がライオンのオスの幼体だったとする、ガウガウ。
まず真っ先に俺がすべきことは何か。それはオスの成体から生き抜くためのノウハウを学ぶことだ。縄張り争い、威嚇の仕方や戦い方、その他諸々である。
そして立派に成体に成長、オスとしての生きる術を覚えたら、もう自分以外のオスなんぞに用はない。次にすべきことは何か。1頭2頭といわず次から次へとメスをの尻を追いかけ、少しでも多く自分の種をばらまくことだ。それがDNAに刻まれた、生物の本能である。
結論。憧れの男なんて1人いれば十分、一方で憧れの女性は多ければ多いほど良い。何だかまるで俺が最低男みたいだが、それが自然界の摂理なのだから仕方ない。