俺の中高時代、90年代。音楽界において「夏といえばTUBE、冬といえば広瀬香美」と言われていた時期があった。特に夏にしか活動しないTUBEの徹底ぶりたるや、「TUBE」がそのまま俳句の夏の季語になりそうな勢いであった。
しかしそれから20年。あらためて音楽史を振り返り思う、「いやいや夏といえばサザン、冬といえばユーミンだろ」。もっとも、各年度の6月~8月期のCD売上総計1位はTUBEでもサザンでもなく、12月~2月期のCD売上総計1位は広瀬香美でもユーミンでもなく、間違いなくともに1位はB'zであろうが。
◆歌手別シングル・アルバム総売上
1位 B'z 8182万枚
2位 Mr.Children 5912万枚
3位 浜崎あゆみ 5056万枚
4位 サザンオールスターズ 4894万枚
5位 AKB48 4515万枚
6位 DREAMS COME TRUE 4356万枚
7位 松任谷由実 3948万枚
8位 GLAY 3853万枚
9位 ZARD 3746万枚
10位 宇多田ヒカル 3622万枚
余談になるが、これは俺と同い年、1981年生まれ限定で共感してもらえればそれでいい。「やっぱ夏といえばTRF、冬といえばglobeだよな」。