新聞紙を26回折りたたむと厚さが富士山の高さを越える!?そして103回折りたたむと…!? | まきしま日記~イルカは空想家~

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ちゃんと自分にお疲れさま。

これは結構有名な話だろう。手元に新聞紙を1枚、これを二つに折りたたむ。そしてそれをさらに二つ折り、二つ折り、二つ折り…これを26回繰り返すと、なんと新聞紙の厚さは富士山の高さを越えるというのだ。


では、はりきって思考実験を開始。新聞紙の厚さは0.1mm。これを1回折りたたむと厚さは0.2mm、2回折りたたむと厚さは0.4mm。5回折りたたむと3.2mm、10回折りたたむと10.2cmとなる。


そしてここから新聞紙の厚さは加速的に膨らんでいく。14回折りたたむと1.64m、おおよそ人の身長と同じくらいになり、23回折りたたむと834m、ついに東京スカイツリーの高さを越える。そして26回目で6710m、晴れて富士山の高さを越えて、次の27回目で1万3420m、エベレストも越えてしまった。


37回折りたたむと新聞紙の厚さは1万3700km、地球の直径よりも大きくなり、42回目で44万km、ついに月まで届いてしまった。51回目で2億2500万km、地球と太陽の距離よりも大きくなり、69回目で6.24光年、太陽の隣りの恒星・ケンタウルス座α星に到達する。


83回折りたたむと新聞紙の厚さは10万2000光年、我々の太陽系が属す天の川銀河の大きさとなり、88回目で327光年、お隣りの銀河・アンドロメダ星雲にまで到達。そして新聞紙を折りたたむこと103回、その厚さは1072億光年。ついに理論上観測可能な宇宙よりも大きくなってしまうのだ。


さてここらで妄想はやめ。実際に俺が新聞紙を折りたたんでみたところ、せいぜい6~7回が限界であった。もし新聞紙を10回折りたためた人がいたならば、俺からノーベル努力賞を授与したい。