先日ネットTVにて、『輪るピングドラム』なる深夜アニメの週末一挙放送を観ていた。『輪るピングドラム』。物語概要及び感想を一言で言うと、「シュール」。それ以上でも以下でもなく、またそれはこの際どうでもいい。
さて、この『輪るピングドラム』。主人公は例によって例の如くイケメンの高校生である。俺とイケメンは実に親和性が低い。いや二次元、三次元の如何を問わず、俺はイケメンアレルギーである。イケメンを見ていると手足が痒くなり全身に湿疹が出て、ひどい時はそのまま2、3日発熱してしまう。
ところがだ。そのアニメの主人公に対してはなぜか拒絶反応が出ない。顔はムカつくほどイケメンなのに、どこか懐かしい。そう、まるで小学校の頃クラスにいた、乱暴者だが仲間思いで、頼りがいがあるガキ大将、その背中を見ているような気分なのだ。
一体なぜ、このイケメンキャラは俺に馴染むのだろうか。なにげなくエンディングのスタッフロールを見ていると、一発で理由が判明。木村昴…声が木村昴、ジャイアンじゃねえか。ジャイアンなのにイケメン、イケメンなのにジャイアン。「ジャイアンのくせに生意気だぞ!!」
ドラえもん 水田わさび
のび太 大原めぐみ
しずか かかずゆみ
ジャイアン 木村昴
スネ夫 関智一
俺まきしまは30年来のドラえもんファンとして、現ドラえもん声優陣を全力で応援します。