埼玉の都市伝説「謎の女子高生・京浜東北線のA子さん」 | まきしま日記~イルカは空想家~

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ちゃんと自分にお疲れさま。

男子高時代。俺はいつものように電車に乗って通学していた。すると大宮駅で級友のAを見かけた。いや違う、Aそっくりな女子高生に遭遇したのだ。

似てる、似すぎてる。Aに姉妹がいるなんて話は聞いたことがない。いや、もしかしたらAと腹違いの姉妹がいたのかも知れない。多分そうだ、いや絶対そうだ、そうとしか思えない。

学校でこの話をクラスメートにしたところ、

B「ああ、俺もその子知ってるわ」
C「俺も見た、本当にAにそっくりだよな」

かくして、この謎の女子高生は「A子さん」と命名された。これはもはや都市伝説、いや世界8番目の不思議と言っても決して過言ではあるまい。なんと恐ろしいA子さん。

しかしここで話は終わりではない。このあと、意外な方向に発展していく。

B「でも、まきしまに似てる女子高生もよく見るよな」
C「見る見る、それも1人や2人どころの騒ぎじゃねえし」

なんてこった、怖すぎるだろ。1人や2人じゃないって一体どういうことだよ。かくして、その謎の女子高生”たち”は「まき子さん」と命名され、世界9番目の不思議に認定された。