かなり久しいAmebaの知人から、ブログに「いいね」が付いた。想えば懐かしい交流の日々、これはコメントの一つも返さねば。そう思い氏のブログに飛んだのだが、そこで俺は気が引けてしまった。なぜなら、氏の過去の日記のコメント欄がひどく荒らされていたからだ。
それにしても荒らしのコメントというのは、それが自分に向けられたものであれ他者に向けられたものであれ、実に不快なものだ。そしてその最大に厄介な点は、「論理性の欠如」にある。異論反論、そこに論理性があるならば議論の余地、つまり相手にとっては論破される危険性がある。しかし、そもそもそれが存在しなかったとしたら。打ち崩すべき論理がないのだ、是も非も問い返しようがない。比類なきほど卓越した知性を持つ氏とはいえ、恐らくこれには相当手を焼いたことだろう。
大方彼らはどこかしらのコミュニティで氏との議論に敗れ、その腹いせに誹謗中傷を書き込んでいるのであろう。明るさマイナス12等級の満月を見て、ただ吠えることしか出来ない犬たち。その歪んだ瞳は果たして何等級なのだろうか。