俺まきしまは3度の飯より天体物理学、つまり宇宙論が好きである。
さて以前、友人と宇宙論について語っていて、俺はとんでもない衝撃を受けた。彼はなんと太陽が宇宙の中心で、全ての星は太陽の周りを回っていると思っていたのだ。ちなみにその友人は結構な名門大卒である。
果たして日本の宇宙論教育はこれでいいのか、否いい訳あるまい。そこで以下、まきしまの独断と偏見に基づき「宇宙論検定」を作成した。ぜひ一読してみてほしい。
(一般常識レベル)
◆3級
地球やその他の惑星は、太陽の周りを公転していることを知っている。しかし宇宙の中心は太陽であると誤認している。
◆2級
地球やその他の惑星は、太陽の周りを公転していることを知っている。尚且つ太陽は宇宙の中心ではなく、宇宙に無数にある恒星の一つであることを知っている。
◆1級
地球型惑星と木星型惑星の分類及び特徴を説明できる。
(宇宙論ファンレベル)
◆初段
太陽系の誕生と終焉、それぞれの過程について説明できる。
◆二段
巨大恒星からブラックホールが生成されるまでの過程を説明できる。
◆三段
ニュートン力学の限界と一般相対性理論の有用性について説明できる。
(宇宙論マニアレベル)
◆四段
全宇宙と観測可能な宇宙の違いについて説明できる。
◆五段
ダークマターとダークエネルギーが宇宙膨張に及ぼす影響について説明できる。
◆六段
宇宙終焉の3通りのシナリオ、ビッグ・クランチ、ビッグ・フリーズ、ビッグ・リップについてそれぞれ説明できる。
(宇宙論専門家レベル)
◆七段
宇宙誕生初期の経緯を時系列にそって説明できる。
◆八段
一般相対性理論と量子力学の矛盾点、及び統一理論の必要性とその概要について説明できる。
◆名人
超ひも理論について説明できる。
以上、まきしま作成・宇宙論検定。ちなみに上記の段位表に基づけば俺は六段、つまり「宇宙論マニアレベル」に相当する。
もしも暇で暇で仕方がない人がいたら、ネットに文献に読み漁り、ぜひとも俺に代わって「宇宙論専門家レベル」を目指してほしい。