「見返してやりたい」は「認めてもらいたい」の同義語!?ならばその努力は不毛である!! | まきしま日記~イルカは空想家~

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ちゃんと自分にお疲れさま。

誰もが口にしよう、「見返してやりたい」なる常套句がある。

「大嫌いだった上司を見返してやりたい」
「フラれた彼氏を見返してやりたい」

など、用途は実に様々だ。

かくいう俺もまた、
見返してやりたい相手はそれこそ10本の指に収まらない。



しかしながら、俺は思うのだ。

「見返してやりたい」とは、
「認めてもらいたい」の同義語ではないだろうか。

そしてその相手が、例えば今なお直属の上司であるとか、
現在進行形で関係が継続している場合を除いて。

その行動動機は実に不毛なものに思える。

ある人物Aが自分に対して否定的な評価をしたとして、
その評価は決して万人に共通する普遍的なものではない。

別の人物B、C、D…
人によって、自分に対する評価はまちまちである。

その上で、そもそも自分に対して否定的なAに認めてもらう、
その労力は計り知れない。

同じ努力をB、C、D…に対して向ける。
その方が労少なくして功多しではないだろうか。



つまるところ、俺が何を言いたいのか。

嫌いな上司など気にせず、周囲から信頼を得るよう努める。
フラれた彼氏はさっさと忘れて、新しい恋人を見つける。

その方が遥かに生産的であろう。