さて「メガ」なる言葉が、その意味するところも考えず、
日常的に使われ出してから早や数年。
メガバンク、メガ文字、メガマック、メガ牛丼…
ちなみに「メガ」とは「100万倍」を意味する接頭語だ!!
「100万人分の牛丼」なんて一体誰が食うんだよ!
ギャル曽根だって完食に丸3日はかかるぞ!!
しかし企業広告においては言葉の正確性など二の次、
ヤツラはとにかくフレーズのインパクトだけを求める!
「メガ」が常習的に用いられ、語彙の衝撃が薄れるや、
今度は「ギガ」と来たもんだ!!
「ギガ」は「メガ」のさらに1000倍、「10億倍」を意味する。
けれどそんなことは一切お構いなし!
ソフトバンクに至っては、「ギガ学割」と銘打っている!!
面白え!本当に通話料を、
ぜひとも「ギガ」で割ってもらおうじゃねえか!!
ソフトバンクの基本通話料は1分当たり25円。
これをギガ(10億倍)学割すると…
1分間で 0.000000025円
1時間で 0.0000015円
1日で 0.000036円
1年間で 0.013円
77年間!生まれ落ちてから死ぬ時まで、
片時たりとも携帯を離さず通話し、ようやく料金1円。
世界経済史上初のハイパー・デフレが起こるわ!!