今や漫画作品のメディア発信形態は、
実に多種多様性に富んでいる!!
アニメ、映画、実写、ゲーム、小説、電子書籍等々。
さらには原作者以外の作家による、
スピンオフ作品も当たり前のように出回っている。
もはや漫画は”単体作品”と言うより、
”漫画原作の作品群”としての様相を呈していよう!!
例えば、俺がこよなく愛する漫画『ドラえもん』!
以前本屋で見かけたスピンオフは、まさに衝撃だった!!
主人公・のび太はなぜか熱血サッカー少年!
そしてドラえもんや、今となっては黒歴史とも言うべき、
すっかり見なくなった”ドラえもんズ”の面々。
なんとのび太が彼らとサッカーチームを作るという、
ブッ飛んだスポ根漫画が並んでいたのだ!!
「いくら何でもそれは違うだろ!!」
俺が思いっきり陳列棚にツッコんだのは言うまでもない。
さて話を戻すと、”漫画原作の作品群”!
『ワンピース』、『コナン』、『ナルト』等、
現在子供たちから熱い支持を受ける人気作品の数々!!
それらが漫画という発信形態にとどまらず、
多方面にエンタメ展開することに、もちろん異議はない!
ところが、この風潮に俺などは時折困惑してしまう。
例えばだ!テレビアニメやドラマ、映画にて、
ちょっと気になる作品に出逢ったとする。
当然、ウィキか何かで調べてみるのだが…
どれが元々の作品で、どれが二次創作なのか、
俺にはサッパリ分からない!!
高い人気を誇る漫画作品が、原作の枠を飛び出し、
あらゆるジャンルに進出するのは大いに結構!
しかしあまりに荒唐無稽な多角化は、
作品本来のコンセプトを雲散させてしまう!!
よって必要なのは”オリジナルの所在”の明確化だ!!
その為にも”漫画原作の作品群”には、
常に原点回帰を予定したクリエイトを求めたい。
◆子どもに読ませたいマンガランキング
(「イーブックジャパン」より)
1位 ONE PIECE /尾田栄一郎
2位 ドラえもん /藤子・F・不二雄
3位 銀の匙 /荒川弘
4位 ドラゴンボール /鳥山明
5位 火の鳥 /手塚治虫
6位 はだしのゲン /中沢啓治
7位 宇宙兄弟 /小山宙哉
8位 SLAM DUNK /井上雄彦
9位 NARUTO /岸本斉史
10位 ちはやふる /末次由紀