スキー合宿のメンバーがヲタク過ぎてイタかった話 | まきしま日記~イルカは空想家~

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もう7、8年ご無沙汰だが。

父の趣味の影響で、
俺は子供の頃からスキーをやっていた。

腕前はというと?中級コースでウェーデルンが出来るので、
”まあそれなり”と言っていいだろう。



さて、大学時代。

単位が取れるとのことで、
俺は3泊4日の大学のスキー合宿に参加した。

初日の滑走テストでA~Dチームに分けられるのだが、
俺は最上級者のAチームに入れられた。

しかし入ってすぐ思った!
「やっぱりBチームに入りたかった…」

まず、俺はAチームの中で一番下手だった。

しかし、そんなことが後悔の理由ではない!

彼らの日常会話と言えば、「板の手入れがどうだ」とか
「どこどこのメーカーの板の性能がどうだ」とか…

そう、Aチームはまさにスキーヲタクの温床だったのだ!!



スキー合宿3日目。

俺がAチームのメンバーと2人乗りリフトに乗っていると、
その下をCチームの男女が滑走していた。

そして女の子が転ぶ!

男が手を差し伸べ、女の子を助ける!

そして2人は、たどたどしくも互いに励まし合うように、
仲良くコースを滑っていった。

その様はまるで、『ラピュタ』のシータとパズーだ!!
♪ルルル~ルル~ル~ル~



一部始終を見ていた俺は、思わず漏らした。
「いいなあ…俺本当は、ああいうのが欲しかったんだよ!」

すると隣に乗っていたメンバーが「えっ!?」

「ああいう板が欲しいの?
あれは安物だし、性能もあまり良くないよ?」

板の話じゃねえよ!!

もう一度言う。
「やっぱりBチームに入りたかった…」