Awake空の薬瓶が転がっている。 朦朧としながら、私は天井を見つめていた。 徐々に明らかになっていく記憶。 そうだ、私は一度死んだんだ。 ちっとも怖くなんかなかったのに。 ちっとも悲しくなんかなかったのに。 静かに打つ鼓動、熱くなっていく吐息。 私の身体は生きることを選んだ。