先日「金曜ロードSHOW!」にて、
今更ながら米林宏昌監督、『思い出のマーニー』を観た。
『マーニー』と言えば、宮崎駿監督引退後初となる、
スタジオジブリ最新作である。
劇場にこそ、ついぞ足を運びそびれたものの。
俺としては『アナ雪』、すでに観た『CGドラえもん』と並び、
絶対に一度は自宅で観てみたいと思っていた映画だ。
さて昨年夏公開『マーニー』、劇場興行収入は34億円。
ちなみに、同時期公開の『CGドラえもん』は興収83億円、
『実写るろうに剣心』は興収52億円。
長年に渡り、国内興収記録で独走状態にあったジブリにとって、
まさに”歴史的興行不振作”である。
「あのジブリの爆発的快進撃を止めた『マーニー』、
果たしてどれほど酷い出来栄えなのか?」
そんな底意地の悪い興味本位もありつつ、
2時間ガッツリ観ていたのだが。
観終えた俺の正直な意見。
「開始20分、もうすでにつまらなかった!」
残念ながら、それ以外の感想は何一つとして残っていない。
97年、『もののけ姫』を観て失望。そして俺は公言した。
「スタジオジブリは完全に終わった!」
しかしどうやらその時点では、
世間と俺の認識に、大きなズレがあったようだ。
けれど今度こそ、俺は声高に宣言する。
「『マーニー』を以てスタジオジブリは完全に終わった!!」
もっとも、たとえ”ジブリブランド”が失墜しても。
『ナウシカ』、『ラピュタ』、『トトロ』などの名作は、
それ単体として、不朽に愛され続けるであろうが。
◆子供に観せたいアニメ映画
(「TSUTAYA online」より)
1位 となりのトトロ
2位 風の谷のナウシカ
3位 劇場版 ドラえもん
4位 劇場版 ポケットモンスター
5位 天空の城ラピュタ
6位 崖の上のポニョ
7位 劇場版 ONE PIECE
8位 火垂るの墓
9位 劇場版 エヴァンゲリオン
10位 劇場版 クレヨンしんちゃん