現代音楽の祖・エルヴィス・プレスリーについて | まきしま日記~イルカは空想家~

まきしま日記~イルカは空想家~

ちゃんと自分にお疲れさま。

ビートルズ時代、ジョン・レノンは次のように語った。

「もしも彼が現れなかったら、
今の僕たちの音楽はなかっただろう」



俺はマイケル・ジャクソンの大ファンである。

ジャクソン5、ジャクソンズ時代も含め、
おおよそ日本で入手可能な全ての音源を聴き尽くした。

そう言っても過言ではないだろう。

しかしもし、次のように問われたら。
「史上最も偉大なソロミュージシャンは?」

恐らく俺は、こう答えるだろう。
「第2位はマイケル・ジャクソンである」

それほどまでに、エルヴィス・プレスリーは傑物だった。




50年代、ロックンロールやそこから派生したポップス、
その礎を確立したのは、間違いなくエルヴィスだ。

レコード総売上はビートルズを凌ぐとも言われる10億枚。

ビートルズ含め、後の全てのミュージシャン。

彼らは皆、巨人エルヴィスの肩を借りて、
音楽をさらなる高みへと昇華させた。

それはサザン、B'z、ミスチルとて例外ではない。




しかし、ビートルズが今も普遍的人気を誇るのに対し、
特に日本、エルヴィスの認知度はあまりにも低い。

例えばTSUTAYA。

ビートルズやマイケルが専用コーナーを構える中、
エルヴィスコーナーなど見たことがない。

そして諸々の洋楽ネットランキング。

ビートルズ、マイケルが常に1、2を飾りながら、
エルヴィスはもはや3番手ですらない。

これは例えるならば、手塚治虫を知らずして、
日本の漫画史を語るようなものである。




もっとも、ビートルズの存在はあまりにも大きすぎた。
そしてマイケルもまた、類を見ぬほどの衝撃であった。

後に現れた両者のインパクトに、
先人エルヴィスが霞んでしまうのは仕方ないことだろう。

しかし、ならば3番手は一体誰だろうか?

マドンナか、クイーンか、あるいはストーンズか。

否。ファンの方には申し訳ないが、
エルヴィスをおいて他など、まずあり得まい。




  ◆2億枚以上売上げたアーティスト(推定)

  1位  ビートルズ    10億枚
  1位  エルヴィス・プレスリー    10億枚
  3位  マイケル・ジャクソン    7億5000万枚
  4位  ビング・クロスビー    5億枚

  5位  アバ    3億7000万枚
  6位  マドンナ    3億枚
  6位  クイーン    3億枚
  6位  レッド・ツェッペリン    3億枚

  9位  エルトン・ジョン    2億5000万枚
  9位  ピンク・フロイド    2億5000万枚
  11位  マライア・キャリー    2億4000万枚
  12位  ビー・ジーズ    2億3000万枚
  12位  セリーヌ・ディオン    2億3000万枚
  14位  ローリング・ストーンズ    2億枚
  14位  ホイットニー・ヒューストン    2億枚
  14位  AC/DC    2億枚