日本の漫画・アニメ史に、
また一つ、ピリオドが打たれるのだろうか。
フジ新番組、「ドラゴンボール超」が大不振に喘いでいる!
『ドラゴンボール』18年ぶりのTVアニメ新シリーズとして、
満を持して7月スタートした同番組。
しかし蓋を開ければ、視聴率は5%台と低迷。
常時10%超の視聴率を誇る『サザエさん』、『ちびまる子ちゃん』、
同時間枠で7%台の『ONE PIECE』と比較しても不発は明白、
フジテレビは大誤算を喫した形だ。
また、「ドラゴンボール超」TV放送開始に歩調を合わせ、
大々的なPRで封を切った「劇場版ドラゴンボールZ 復活のF」!
興行収入32億円と、
『ドラゴンボール』シリーズでは過去最高の動員を記録するも、
今年上半期公開のアニメ映画としては、
「映画妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン!」(77億円)、
「名探偵コナン 業火の向日葵」(40億円)、
「映画ドラえもん のび太の宇宙英雄記」(39億円)に次ぐ、
第4位の成績に甘んじている。
さて、これまで何度か日記で述べてきたように、
現在、日本の漫画・アニメ界は、
『サザエさん』、『ドラえもん』、『ドラゴンボール』、
そして『ONE PIECE』の”4強時代”!
ネットでピンキリと各種調査ランキングを閲覧するに、
少なくとも現時点において、この認識は間違っていないだろう。
◆日本を代表するアニメと言えば?
(「gooランキング」より)
1位 ドラえもん 3815票
2位 サザエさん 2856票
3位 ONE PIECE 2304票
4位 ドラゴンボール 2088票
5位 それいけ!アンパンマン 485票
6位 鉄腕アトム 468票
7位 名探偵コナン 444票
8位 ポケットモンスター 420票
9位 ルパン三世 366票
10位 宇宙戦艦ヤマト 315票 (以下略)
しかしこの勢力図はいずれ、
『ドラゴンボール』の人気失墜によって崩壊するのではないか。
そしていざ、”4強時代”が終焉を迎えた時!
普遍的広範性を誇る『サザエさん』、『ドラえもん』、
それとは全く支持形態の異なる『ONE PIECE』。
このアンケート上の”いびつな3強新時代”、
果たして、国民の異議なく認知する所となるのであろうか。