明日私は笑っていて、明日私は泣いていて、
そのどちらかであればそれでいい。
サイコロを振っても先など見えない。
その果てにあるものを、誰が永遠と呼べるの。
喜ぶことも知らず、悲しむことも知らず、
私に感情なんか必要ないと思っていたあの頃。
あなたが生きることを教えてくれた。
箱に閉じ込められた猫。それでも”今”は彩りに溢れてると。
もう記憶の中にしかいないあなた。
優しい背中が小さく遠ざかっていく。
明日私は生きていて、明日私は死んでいて、
けれどきっとあなたを想っているよ。