この数週間ジョブスクールにて、
教習指針の更新期につき、スタッフと面談続きであった。
率直に言って、非常に精神的に疲れた。
しかし振り返り思う。恐らく俺と面談をしたスタッフは、
その3倍、俺との対話に疲れたことだろう。
学生時代から20代にかけて、
俺は友人やネットの知人と、討論・議論ばかりやっていた。
俺は決して討論が強い訳ではない。
けれど強弱はさておき、討論慣れしていることは確かだ。
というより、あまりにも慣れ過ぎてしまった。
俺の中にインプットされてしまったこと。
「自身の主張、その論理的整合性が崩れたら負けだ」
それが弁術を誇示すべきではない場においても、
ついつい無意識に癖として現れてしまう。
他者との対話。一体何が勝ちで、何が負けだと言うのか。
討論でも議論でもない、世の中99%の対話において、
勝敗意識は阻害要素以外の何物でもない。
あるいは負けと言うならばそれは、
全くの無自覚に、相手を不愉快にさせてしまうことだ。