あなたが欲しい朝がくればそこでお終い。 一夜限りの夢に、続きなどある訳ない。 よそよそしく着替える男の、 背中にすがりつきたいとも思わない。 こんな恋愛を、一体何度繰り返しただろう? あなたがいなくなったあの日から。 昨日抱かれた男も思い出せないのに、 今でもあなたの体温が忘れられない。 あなたはこんな私を見て嘲笑う? 浅はかな女だと侮蔑む? たとえそれでも構わない。 凍えそうなこの身体にあなたが欲しい。