全く以て!自覚はないのだが…
トップ画で果たしてどこまで伝わるだろうか?
どうやら俺は顔が怖いらしい。
友人曰く、「目つきがヤバイ!完全にヤクやってそう!」
…ちょっと言い過ぎだろ!!
身長は177cm。これもまた十分に威圧的であろう。
そして大学時代は、
髪を思いっきり金髪に染めていたのだから、もう手に負えない!
大学入学時、俺が通ると、
サークル勧誘の先輩たちがサァーーッと道を開けた。
俺も誘えよ!!入る気は毛頭ないが。
さて、大学1年の冬。
俺は体育の単位を集中講義で取るべく、スキー合宿に参加した。
このスキー合宿、1部(全日)、2部(夜間)合同で行くのだが…
2部はとにかくワルそうな子たちが多いのだ!!
「嫌だなぁ…怖いなぁ…関わりたくないよぉ…」
しかし内心がどうであれ、
誰に対しても八方美人で振る舞えるのが俺の良いところ。
初日のスキー教室終了!宿舎に戻って。
「ああ、とにもかくにもタバコが吸いてえ!」
俺は喫煙所へ直行、そしてギョッとした!
なんと喫煙所が、
思いっきり2部のワルたちの溜まり場になってるじゃねえか!!
やべえ!!めちゃくちゃ怖え!!
どうする!?引き返すか俺!?
けれどここまで来て引き返すのは、あまりに感じが悪い!
八方美人・まきしまの名が廃る!!
俺は意を決し、急いで吸って急いで帰ることに。
いざ喫煙所へ!
あらためて見ると、本当にヤバそうなヤツラばかりだ…
しかし俺は、とにかく気さくに振る舞うべく、
軽く右手を挙げて、「おう、おつかれ!」
するとだ!
溜まっていたワルたちが全員背筋を正し俺の方へ向き直り、
「どうも!お疲れ様っす!!」
何!?何なの!?
なんか今、恐ろしいレベルで誤解が生じてるよ!!
「早くお家に帰りたいよぉ…ママ…」