ネットに限ったことではない | まきしま日記~イルカは空想家~

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ちゃんと自分にお疲れさま。

ある人たちは言う。
ネットは誤った情報、有害な情報の温床であると。

ならば俺は問いたい。

ネット以外の既成のメディア、例えばテレビや新聞は、
果たしてどこまで公正な情報媒体であると言えるのだろうか。




昭和アナログ原人の俺にとって、
情報の拠り所はネットではない、テレビである。

そして昨今、連日のように報じられる隣国・韓国の反日騒動。
俺もまた、いい加減ウンザリしていた一人だ。

テレビの情報を鵜呑みにするならば、
少なくとも俺が形成し得る韓国観は以下である。

「反日思想は韓国民の総意である」(命題A)

しかし最近、とても意外な話を耳にした。

日本を観光で訪れる外国人旅行客数の上位は、
3位が中国、2位が台湾、1位は韓国であると言うのだ。

しかも、人気観光地1位は「広島平和祈念館」だと言う。
まさに韓国人旅行客の親日感情は明白だ。

この情報を受けるなら、全く異なる韓国観が考えられる。

「反日思想は現韓国政府と一部の韓国民によるものである」
(命題B)

命題Bが真ならば、命題Aは明らかな偽であり、
俺は韓国に対し、実に誤った価値観を抱いていたことになる。




全てメディアには、より厳格な情報の正当性を求めたい。

たとえそれが意図的ではなかったとしても、
メディアが誤ったイデオロギーを形成してしまったなら…

それは国民の思想・良心に大いなる悪影響をもたらし、
国家の利益をも大きく損なうことになるだろう。

これは何もネットに限ったことではない。