東日本大震災・横浜から埼玉県北に帰る男（後記）

この日記は2011年３月、
前ブログに書いたものです。


この度再度ブログを立ち上げ、
あらためて投降しようと決めていたそのまさに今朝、
関東一帯を大きな地震が襲いました。


現時点で犠牲者の報告がないことに胸をなでおろしつつ、
あれから３年、決して絶やすことの出来ない何かが、
今も尚繋がっているような気がして、
ただただ感慨に息が詰まります。


私事ですが、あの忘れられぬ日以降、
俺を取り巻く多くのものが変わり、
そして俺は多くのものを失いました。


移りゆく季節に一人取り残され、
俺はまたしても、前進することに躊躇っています。


けれどあの多くの命が失われた日、
神のサイコロによってたまたま生かされた一人として、
俺は”考えること”を怠ってはならないと思っています。


あの震災から何を学び、何を後世に伝えるべきなのか。
たゆまず考えながら、今こうして、
幸運にも与えられている自分の日常を、
丁寧に丁寧に、一日一日歩んで行こうと思う次第です。


最後までお付き合いいただき、
ありがとうございました。