「…」
「…」
「…」
「おい…」
「…」
「おい…」
「…」
「おいっ!!」
「あん?」
「あん?」
「何?夢?」
「何?夢?」
「誰だ、お前?」
「誰だ、お前?」
「ふざけんなよ!誰なんだよ、お前は?」
「ガッハッハ、俺はお前だよ!」
「あん?お前は俺?」
「そうだよ!こんなブッサイクが他にいるか!」
「ちっ…最期に見る夢がこれかよ…」
「何が最期だ!ふざけんなよ!勝手に睡眠薬自殺なんか図りやがって!」
「お前には関係ねーだろ!」
「馬鹿!関係ありまくりだろ!俺はお前だって言ってんだろ!」
「…で、”俺”が俺に何の用だよ?」
「決まってんだろ!お前の自殺を止めに来たんだよ!他にあるか!」
「放っといてくれ!俺はもう死ぬんだ!」
「冗談じゃねー!お前に殺されてたまるか!」
「じゃあ教えてくれよ!生きててどんないいことがあるんだよ!」
「知るか!てめーで考えろ!」
「いつもいつも人に馬鹿にされて…」
「…」
「いい歳して定職にもつけねえでフラフラしてるし…」
「…」
「俺が死んで泣くヤツはいても困るヤツは誰一人いねーんだよ!」
「…」
「どうせ俺なんて生きてる価値なんかねーんだ!」
「…」
「…」
「うーん…言われてみると、確かに生きてる価値ねえかもなぁ…」
「へ?」
「あれをやっても駄目、これをやっても駄目、取り柄なんて何ひとつ無えし…」
「…」
「まあ生まれてきたこと自体、失敗かもなぁ…」
「…」
「お前が死んで泣くヤツ?バーカ、誰もいねーよ!みんな大爆笑だよ!」
「黙れ…」
「そういやお前、女にも全然モテなかったな!」
「黙れ…」
「生まれてこの方彼女いません!ギャハハハ…これこそ大爆笑だな!ギャハハハ…」
「黙れっっってんだろ!!!」
「おー、怒った怒った」
「っっっ殺すぞ!!!」
「なーに怒ってんだよ?らしくねー!人に馬鹿にされるのには慣れてんだろ?」
「お前に言われると異様にムカつくんだよ!!!」
「へー、なんで?俺がお前だから?」
「それは…」
「どーよ?自分に馬鹿にされた気分は?」
「…」
「どーよ?自分にクソ扱いされた気分は?」
「…」
「自分を蔑み、自分を嘲り、自分を傷つけ、挙句命まで絶ち…その意味が分かったかよ?」
「…」
「おら、分かったのかよ?」
「るせーよ!」
「おら、分かったらさっさと目ぇ覚ましてこい!」
「もう無理だよ…睡眠薬飲んじまったし…」
「ガッハッハ、バーカ、あんなの全然致死量じゃねーよ!」
「じゃあ俺は…」
「おら、そろそろ目が覚めるぞ!じゃあ俺は帰るぜ」
「どこ行くんだよ…?」
「お前の意識の中だよ!じゃあな…」
「…」
「…」
「おい…」
「…」
「おい…」
「…」
「おいっ!!」
「あん?」
「あん?」
「何?夢?」
「何?夢?」
「誰だ、お前?」
「誰だ、お前?」
「ふざけんなよ!誰なんだよ、お前は?」
「ガッハッハ、俺はお前だよ!」
「あん?お前は俺?」
「そうだよ!こんなブッサイクが他にいるか!」
「ちっ…最期に見る夢がこれかよ…」
「何が最期だ!ふざけんなよ!勝手に睡眠薬自殺なんか図りやがって!」
「お前には関係ねーだろ!」
「馬鹿!関係ありまくりだろ!俺はお前だって言ってんだろ!」
「…で、”俺”が俺に何の用だよ?」
「決まってんだろ!お前の自殺を止めに来たんだよ!他にあるか!」
「放っといてくれ!俺はもう死ぬんだ!」
「冗談じゃねー!お前に殺されてたまるか!」
「じゃあ教えてくれよ!生きててどんないいことがあるんだよ!」
「知るか!てめーで考えろ!」
「いつもいつも人に馬鹿にされて…」
「…」
「いい歳して定職にもつけねえでフラフラしてるし…」
「…」
「俺が死んで泣くヤツはいても困るヤツは誰一人いねーんだよ!」
「…」
「どうせ俺なんて生きてる価値なんかねーんだ!」
「…」
「…」
「うーん…言われてみると、確かに生きてる価値ねえかもなぁ…」
「へ?」
「あれをやっても駄目、これをやっても駄目、取り柄なんて何ひとつ無えし…」
「…」
「まあ生まれてきたこと自体、失敗かもなぁ…」
「…」
「お前が死んで泣くヤツ?バーカ、誰もいねーよ!みんな大爆笑だよ!」
「黙れ…」
「そういやお前、女にも全然モテなかったな!」
「黙れ…」
「生まれてこの方彼女いません!ギャハハハ…これこそ大爆笑だな!ギャハハハ…」
「黙れっっってんだろ!!!」
「おー、怒った怒った」
「っっっ殺すぞ!!!」
「なーに怒ってんだよ?らしくねー!人に馬鹿にされるのには慣れてんだろ?」
「お前に言われると異様にムカつくんだよ!!!」
「へー、なんで?俺がお前だから?」
「それは…」
「どーよ?自分に馬鹿にされた気分は?」
「…」
「どーよ?自分にクソ扱いされた気分は?」
「…」
「自分を蔑み、自分を嘲り、自分を傷つけ、挙句命まで絶ち…その意味が分かったかよ?」
「…」
「おら、分かったのかよ?」
「るせーよ!」
「おら、分かったらさっさと目ぇ覚ましてこい!」
「もう無理だよ…睡眠薬飲んじまったし…」
「ガッハッハ、バーカ、あんなの全然致死量じゃねーよ!」
「じゃあ俺は…」
「おら、そろそろ目が覚めるぞ!じゃあ俺は帰るぜ」
「どこ行くんだよ…?」
「お前の意識の中だよ!じゃあな…」