遠くて見えにくかったけれど、彼らと同じ空間にいれたことがすごく嬉しかった
どうしてこんなにすごいパフォーマンスをして、人気もあるのにデビューしてないんだろうと不思議に思った
そんな中、メンバーの1人が脱退した。
突然だった。
グループを組んでいるのに、レギュラー番組を持っているのに、こんなに人気なのに…
どうして、どうして…？これからどうなってしまうの？と不安だった
推しは推せるときに推せ
まさにその通りだと思った。永遠に応援できるわけではないんだ、と学んだ
そこから3ヶ月後
ファンクラブイベントで、デビュー発表をした
（イベントは、またもや当たらず…
どうなってるんや、私の名義は…）
とにかく良かった…メンバーは1人減ってしまったけれど、
彼らの努力が報われて嬉しかった
画面の向こう側で泣く彼らの涙を見て、一緒に泣いた
（なんで、私はその場に立ち会えてないんや…、自分のチケ運のなさにも泣けた）
デビューが決まってから、ますますメディアの露出が増えた
あの番組にも、この番組にも出てる！！
本屋に行けば雑誌の表紙がずらーっと並んでいるし
新しいSNSも開設され、ブログとXとインスタとYouTube…
チェックするのがたくさんで忙しい、忙しい
18時からXでスペースやるって言っているけど、
スペースってどうやって聞くんや！！！
と、てんやわんや←SNS疎い
どの媒体を見ても、デビューを控える彼らは
今まで以上にキラキラしていた
その姿を嬉しく思う一方、寂しさもあった
デビューすることで、もっとファンが増えて遠い存在になってしまう…というやきもち
（さながら恋する乙女よ…。2個上のかっこいい先輩を遠くから見守る気持ちと一緒よ…←現実は、推しは10歳下だけどね）
デビュー日前日は有給をとった
念願のCDを受け取るからだ
ようやく手に入れたデビューシングル
何度もテレビやYouTubeで聞いたけれど、
嬉しくて何回も聞いた
社会人になって、こんなにアイドルにハマるなんて思わなかった
朝、通勤時に彼らの音楽を聞くと頑張れる
夜、へとへとに疲れても、彼らのYouTubeを見れば元気が出る
逆境に負けず、デビューという夢を叶えた彼らを見て、もっと自分も頑張ろうと思った
推しは尊い
本当に出会えて良かった
