現在我が家で使っているTVは、SONY BRAVIA KD-55X9200A。
3年半前の引っ越しで総入替をした家電の一つです。
このTVとは映像機器のセレクトに卓越した慧眼を持つkoさん宅で出会い、近年の見るべき所のない薄型TVデザインとは一線を画するそのスタイリングに一目惚れ。
TV買い替え時の機種選定はこの9200A一択で、55型にするか65型にするかを迷ったくらいです。
最終的に購入したのは55型なのですが、画面が大きい65型にもさんざん誘惑されました。
でも、このTVの特徴である剥き出しスピーカーとモニター全体とのバランスは55型の方が良く、新居に置くべきはコチラと判断したのでした。
って、本当は予算の問題というのはご想像通りです。(笑)
9200Aの購入は決まっていたのですが、お高い買い物ですので、少しでも安く買える所はないかと、わざわざ池袋の家電量販店をハシゴしたりもしました。(大型家電の通販には抵抗があるので、価格.comの店舗はチェックしていません。)
そうして私が各店舗の価格調査をしている2週間の間に、後継機種9200Bの発売発表があったのか、各店舗がほぼ同時に店頭価格を約5万円下げるという好機が。![]()
根気よく価格調査をした甲斐がありました。
横並びの店頭価格からさらなる値引きを引き出そうと各店舗と交渉しましたが、異口同音に「これが底値です」の返答を聞くばかりで結果は出ず、結局、気に入ったTVボードを売っていた店舗にて購入したのでした。
ちなみにTVボードは『クラスティーナインターファニチャー L40025』。
家電量販店で扱っていたのはヨドバシカメラだけで、直販店で買うより4割以上安く購入できました。
形がシンプルでピアノブラックの塗装が美しく、9200Aとのマッチングもバッチリです。
受注生産なのか納品まで1ヶ月程を要し、届いてから2週間くらいは接着剤臭かったりしましたけどね。(苦笑)
こちらのTVボード、残念ながら現在は廃番となっているようです。
( ↑ 単焦点レンズで撮ってみたら、ミニチュアのような映りになってしまった
)
9200Aの映像表現は、当時のトップエンドシリーズだけあって非常にクリア。
レース中継で表示される順位などの文字情報は、フォントのアウトラインをシャープにしてくれるので、少し離れた所からでも見やすくて助かります。
映画などで絵作りの肝となる黒の締まりも非常に良く、コントラストや彩度も高め。
出荷状態はやや派手目な絵作りなので、少し落ち着いたモードを選択しています。
両サイドのスピーカー部分も含めて、前面が1枚のガラスで構成されたデザインは美しいのですが、そのガラスは黒が主体の画面になると、TVを見ている自分とその後方の家具もしっかり映り込ませてしまうのが難点。(一番下の写真参照)
また、4K対応テレビだけど4K対応機器がないので、4K映像を見たことはありません。(苦笑)
(これが発売された当時はまだ4K放送の規格も決まっていなかったので、4Kチューナーは非搭載。)
この9200Aの美点は、その見た目の期待を裏切らず音も非常に良い事 ![]()
日本の住宅事情を考慮して少しでも小さくするためなのか、下方にスピーカーを配する薄型TVがほとんどの中、スピーカーを液晶パネルの両サイドに露出させてレイアウトするという、性能を追求するなら正攻法の筈なのに、TVとしては逆に異質感を醸し出しているデザイン。
しかもウーファーの外周を形作る円の片端をカットするという処理が、元工業デザイナーの心をくすぐります。
磁性流体というNASA絡みの素材をダンパーに組み込むSONY独自の技術を投入したウーファーは、中・低音域を力強く表現してくれます。
トゥイーターは音の輪郭がはっきりしていて、特に金属系の楽器の臨場感には驚きを隠せません。
音場のステレオ感も充分で、Blu-layソフトの5.1chサウンドを疑似再現した時の広がり感も中々。
このようにTVとしては充分以上の音表現と満足すべきなのですが、ここまで良いとなると、もうちょっと低音があれば完璧なのに…と欲が出てくるものです。
設定の音域イコライザーで低音を膨らませば音楽や効果音には効果があるものの、上げすぎると渋い声の俳優さんの声がくぐもって聞き取りづらくなってしまうという逆効果もあり、結局、調整は少なめにして低音不足は我慢することに。
オプションでスーパーウーファーが設定された後継機種の9200Bを羨ましく思ったものです。
とまあ、とにかくデザインも性能も超お気に入りの[BRAVIA KD-55X9200A]なのですが、最近どうも調子が悪いのです。![]()
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《 つづく 》




