北斗のシマに入って来たエナセン軍団のボスは、北斗のモーニングを打っている一般客の後ろに立ち止まった

 

 

そして一般客に話し掛けた

 

 

一般客は客Iとする

 

当然Iは一般のIや

 

 

ボス

おい ちょっとかせや

 

 

客I

何? あんたら 一体僕になんのようなん

 

 

ボス

え~から表出ろや

 

 

一般客

なんで僕が表に出なあかんのん

 

 

てな会話をしたに違いない

 

 

タカボンは前後の流れを把握していたので、これは面白い事に成るんじゃ無いかと思い、慶次を打つのを止め、北斗の2台目の方に向かって歩いて行った

 

 

するとボスと客Iは自動ドアを開け店外に出た

 

 

当然ヤジ馬年生まれのタカボンも後を追った

 

 

表に出た所では、エナセン3人と客Iが向かい合っていた

 

 

タカボンは少し離れた所で耳をダンボにして待機していた

 

 

ボス

おい お前 わしらのシマ荒らすなよ

 

 

客I

シマ? 何それ

 

空いてる台押さえて打って何が悪いんよ

 

 

ボス

わしらみんなランプで喰うとるんや(この地域のプロ達は潜伏台の事をランプと呼ぶ)

 

 

トウシロウの癖にプロの凌ぎの邪魔さらすなよ

 

 

客I

ランプ?

 

何それ

 

 

ボス

しらこい事吐かすなよ

 

お前モーニングランプ探しに来たんやろ

 

客I

僕は看板台打ちたかったけど、先に誰か押さえたからその横を押さえただけやで

 

 

 

彼の言葉に嘘は無かったとタカボンは思う

 

 

何故なら客Iは土日しか来店していないが、モーニングを探しているようなそぶりは一切無かったからや

 

 

とにかく客Iは自分は悪く無いので全く引く様子は無い

 

 

ボスはボスで縄張りを荒らされたら死活問題なので全く引く様子は無かった

 

 

つまりどちらも相譲らず口喧嘩が続いた

 

そしてボスが業を煮やし客Iの胸グラを掴んだ時、H店の店内から主任が現れた

 

 

彼はタカボンの反対側からこの様子を見ていた表の掃除をしていた社員から連絡を受け、様子を見に来たのだった

 

 

主任

何してるんや

 

 

主任が出て来てエナセン軍団はこれはヤバイと思い急いで退散した

 

 

イチャモンを付けているのが内心では分かっていたのだろう

 

 

客Iは主任に一部始終を話した

 

 

主任はこの話しを店長やオーナーに伝えたのだろう

 

 

次の日からモーニングは消えた

 

 

そして一週間後

 

 

エナセン軍団の姿も消えた

 

 

 

エナセン軍団はこれにより何人で分配していたか分からないが月50~70万の凌ぎを失った事になる

 

 

ずみたつ氏がコメントしていたが、結局エナセン軍団は自らの首を自ら締めたって事に成ったといわざると言えない

 

 

彼等は彼等なりに生きる為に考え行動している

 

 

しかしその思慮が足りないのは明白

 

 

【タカボン吠える】を見て少しは考えて欲しいよな

 

 

自分達が店や他の客からどう見えてるかを…

 

 

終わり

 

 

 

 

10時

 

開店

 

エナセン達は猛烈なスピードで潜確の有る台のシマにダッシュした

 

 

その日のエナセンは二人組だった

 

 

おそらく昨日の夜に潜確であろう台の数をチェックし、その台数により人数を振り分けて居るんやろな

 

 

台に正対し蟹歩きで横に猛スピードで移動している

 

 

この瞬間に今日の凌ぎを賭けて居る者しか成し得ない速さだった

 

 

一人はミドルのシマへ向かった(エナセンA)

 

 

後の一人はMAXタイプのシマや(エナセンB)

 

 

タカボンの並んで居る所からMAXタイプのシマが見えた

 

 

エナセンBは右のシマから見ていた

 

 

右のシマにはジュラシックパークや慶次等が有った

 

 

その後左のシマの裏看板から表看板へと蟹歩きしたと思われる

 

 

この左のシマには北斗の拳が有った

 

 

この北斗の拳、実はモーニングランプが非常に見にくい

 

 

右アタッカーを覗き込むようにせんと見えんのや

 

 

多分蟹歩きのスピードが半減したに違いない

 

 

そうこうしている間に後続の客がなだれ込んできた

 

 

タカボンの狙いは慶次だった

 

 

花慶ストローク&ステージ止めでブン回りの台が有ったからや

 

 

タカボンは狙い台を押さえ、店内を一通り見て廻った

 

 

タカボンの並びではモーニング等ゲットする事は出来ないのだが、一応念のため見て廻った

 

そして釘も

 

 

この店はラムクリをしていないので毎日大体2~3台はモーニングが有った

 

 

勿論打って居るのは何時もエナセン軍団の一員だった

 

 

人数以上にモーニングが有った場合は全部押さえて、携帯で他店に居る軍団員を呼ぶんや

 

 

この日のモーニングは一台だけだった

 

 

北斗の拳

 

表看板の右隣の台だった

 

 

勿論そこにはエナセンBが…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

立っていた?

 

 

そして座って居るのは休日だけ朝から来ている一般客の一人だった

 

 

茫然自失の状態で立ち尽くすエナセンB

 

 

そこへエナセンAが走って来た

 

 

エナセンAは北斗のモーニングランプを見てエナセンBに何やら怒鳴っていた

 

 

おそらく何しとったんじゃ ブォケ~

と言っていたんやろな

 

 

しかし取られたものはどうしようも無い

 

 

二人組は表へ出た

 

 

そして数分後

 

エナセン軍団のボスがエナセンABを引き連れ北斗のシマに入って来たのでした

 

 

次号へ続く

 

 

 

 

その店にはモーニングが確かに有った


しかし今は無くなってしまった


何故無くなったのかを今日は書きたい


タカボンがH店に行き出した頃の話だ


当時のH店には北斗の拳(ケンシロウ) ジュラシックパーク 新EX麻雀 ブルースリー等のバトルタイプのマシンが多数設置されていた


これらの台には2確と2通が搭載されている


この2確を引いて閉店を迎えた場合

翌日にその台はモーニングランプが点灯する


アメブロ内でこれをビッカーと言うらしい


2通の場合は何も無い


その差は天と地程の差が有る


分かり易く言うと豚まんが有る時と無い時ってな感じやね


しかもこの豚まんは、仮に有ったとしても食べる前に無くなったりしよるんや


これは2確→2通の地獄のコンボと呼ばれている


因みにこの沢山のパチンカーを奈落の底に陥れてきた2通をこの世に最初に送り出したメーカーは何処か、皆さんはご存知でしょうか


その台はウルトラ7(突然時短)の少し後

そして花の慶次の少し前に登場したCR影と言う名の台だった

メーカーは現金機の最高傑作麗ギャルズを世に送り出した三星や(知ってるかな~)


この影と言う台

大当り確率が約1/500
そして2通が20%有った

一見するととてつも無く恐ろしい台のように見える

しかし現行の剛掌や慶次より遥かに安定して稼げたんや

その訳は80%の確変の中身によるものだった


現行のバトルタイプの確変80%の中には2確や5Rが含まれている為、確変を引いても出玉が得られない事も多々有る


しかしこのCR影の80%は全て15R

つまり2確を引いて散々金を使わされて、揚句の果てに2通を引くなんて事は無かったんや

当てさえすれば何とか成ったんや


さて影の事はこれくらいにして話をH店に戻す


朝一の並び


先頭には朝の一時間で、今日一日の食いぶちを稼ぐ為にエナセン達が並んでいた


その人数は日に寄って多い日と少ない日が有った


多い日は4人位

少ない日は一人

彼等はライバル同士では無く一つのグループを形成しているようにタカボンには見えた


タカボンは9:50に並んだ

そして15分後に事件は起こったのでした


次号へ続く