今の公営住宅に引っ越して直ぐの頃

エレベーターに乗り合わせたおじさんが

話しかけてきた

 

親父が死んじゃってさ

お袋と二人暮らしになっちゃったんだよ

 

えっとぉ(;^_^A初対面なんですが~

と思ったりもしたんだけど

あぁ~そうなんですか残念ですねー

くらいしか何言っていいかわかんなかった

 

その後も時々エレベーター乗り合わせると

やたら話しかけてくれるおじさんで

ちょっと半麻痺があるようで言葉が

聞き取りにくかったりもしたけど

色々世間話してた

 

その翌年だったかな

うちの父も亡くなって…

お互い母と子独り同士だって

ことで…

 

ぼくたち似た者同士だね

 

って言われて…

う…うぅぅ~ん(;^_^A微妙

私まだ年金貰う年じゃないし

同じって言われるとちょっと違うような…

なんて正直思ってたんだ

 

それから十数年経過して

お互い親がどんどん老化していって

うちの母は車椅子だったけど

おじさんのお母様は全然元気で

しかも5つくらい年上だった

 

俺もやっと年金もらえるようになったよ

 

って聞いて…えぇ?

まだ貰ってなかったんだ。もうとっくに

貰ってる年齢だと…失礼しました(≧≦) 

って口には出さないけど

すっごく年上だと思ってたから

驚いちゃったんだよね

 

その後だな~

あんなに元気だったおじさんのお母様が

一人で外に出れなくなったらしく

おじさんがいつも付き添うように

なってた…

 

と思ったらあっという間に車椅子を

使うようになってて…

 

どうやら脳梗塞起こしたらしくて

障害が残ったというほどでは

ないけどやっぱり高齢だから

あまり動けなくなっちゃったみたい

 

おじさんも障害ある身だから

介護するのは大変だな

って思ってたんだけど

1カ月もしないうちに入院したって

聞いて…そこから2週間しないうちに

亡くなったって(@_@;)

 

なんか悲しかったな~

そりゃうちの母より年上だったけど

うちより元気だったからさ~

 

おじさん悲しそうだった

言ってることが聞き取りにくいのに

おしゃべりで嫌だっていう住人は

多くいたけど…

 

私は頑張って聞き取って

会話してたんだ…なんかねー

澄んでてきれいな目なんだよ

そのおじさん

 

俺はもう出来ないけど

お母さん大切に親孝行してあげてね

って言ってくれてさ

良い人だな~って思ってる

 

それでまぁうちの母も

亡くなったよって話したら

寂しくなっちゃうねー

ますます同じ境遇だねとか

言われて(;^_^A

 

それが最近はあまり住宅内で出会うことが

なくなっちゃって…

私の外出時間が変わったからだと

思ってたんだけど…

 

どうもそれだけじゃなくって

おじさんもあまり外に出なくなったみたい

出てもおしゃべり少なくなったとか

 

でね、つい先日久し振りにエレベーター

乗り合わせたんだ

 

なんか…すごく老け込んでて

着てる服とか帽子もすごく汚れてて

ちょっと匂ってる状態で…

髪の毛伸び放題ヒゲも伸びてボサボサ…

えらく様子が変わっちゃってた

 

こんにちわ~って言ったら

ヘルパーに来てもらうことにしたから

今から長寿センターに行って来るんだって

弱々しい声でぼそっと返ってきた

 

行かなくても電話すれば

来てくれるはずだけど(;^_^A

 

あ~そうなんですね~って

返しただけで…会話は進まず…

やっぱり元気ないのかぁ

 

なんかお母様居た頃はちゃんと

してたし、飯の支度面倒だけど

お袋できなくってさ~なんて

笑ってたのに…

 

独りになったらあんまり

やらなくなっちゃったのかなぁ

あ…人の事は言えないな私も(;^_^A

 

でもあまりの変貌に驚いたよ

独りになると自分の事は適当でも

どうにでもなるから

そうやってるうちに…ね

 

独りって色々自由にもなるけど

やらなくちゃいけないってことが

自分に対してだとルーズになって

そのうちにだんだん無気力になる

可能性も大きいんだよなー

 

年金だって自分の分だけだから

減額になってるわけでしょう

うちも母の遺族年金なくなって

困窮してるもん(≧m≦)ぷっ!

 

適当に食べて家事はやんなくても

死にはしないし…

出かけないで家にいれば

余計なお金使わないし…

出ないならお風呂入らなくてもいいや~とかね

 

まぁさ、生活がどうこういうほど

親しいわけじゃないけどさ

ずいぶん変わっちゃったなぁ

ってちょっと悲しくなっちゃったよ

 

独りでもしっかり生きていかなきゃねー

ピンコロ目指さないといけないしねー

終活も頭をよぎる今日この頃ですだ