亡き母の作品 | 本当にひとりごと

本当にひとりごと

自分の人生が自分の為だけのものになったから、もう好きな事だけで生きていく

母は、寝たきりになるまでデイケアに通所してた

 

ん~けっこう長い間行ってもらってたな。

その間に私は通院したり外出したり

…最初の頃はボウリングに行ってたんだ。

 

でまぁデイケアはリハビリが目的なんだけど

他にも塗り絵とかゲームとか多少は何か

やってたようなんだな。

正直、他施設よりイベントは少なかったようだけど。

 

それでねまぁ右腕骨折以来、右手も不自由だし

たいしたことやってないから何も残ってるものは

ないんだよね~って…ふと、部屋の片隅にあった。

 

 

この風鈴、そういえば母がデイケアから持って帰ったんだ

モノは出来上がってる状態で、ガラスの内側からマジックで

色を付けて、短冊に名前書いた…だけらしい(笑)

 

家の中に下げてあるから鳴らないんで忘れてたよ。

こんなとこに母の存在が残ってたんだ。

 

いや、着てた服とかそのままタンスにあるままだし

ポータブルトイレもあるし全然存在感消えてないけど

ん~元気だった頃って忘れかけてるもんね。

 

寝たきりになってから本当に親身に時間を

過ごそうって思ってただけで…元気だった時は

気にしてないから思い出せば覚えてるけど

って状態だもんね。

 

でもふと…

部屋の片隅に下がってた風鈴に気が付いたんだ

なんかふ~っと心があったかくなって…

暑いのに(;^_^A 

 

お盆には風鈴が鳴るところに下げよう

けっこう大音量なんだよなこれ(笑)

父も喜ぶだろう

涼しい気分になれるといいな