壊れてるけど捨てられない置時計 | 介護終わってひとりごと

介護終わってひとりごと

介護三昧の日々に終止符が打たれ、ほんの少し仕事しながら、どう生活していくか考える毎日

数十年も前だけど、何かの記念で

置時計をもらった。

 

いつもタンスの上に置いてあって

母が時間を確認する時に使っていたんだ

 

毎時3人の兵隊さんが動いて

何の曲だったかメロディーが流れる

いや流れていた

 

タンスから落っこっちゃったらね

時計部分は電池が飛び出しただけだけど

兵隊さんは動かなくなっちゃったの

覆っていたケースも割れちゃったし。

 

そう東日本大震災の時にね。

もう捨てようかと思ったけど

それより大きい時計は置けないし

小さいと針が見えなくて困るって

母が捨てないでって言うから

置いてたんだ

 

寝たきりになっても時々見てた

と思うよ。視線がね、多分(;^_^A

 

まぁ時計自体は壊れてないし別に

音楽なんか流れなくてもいいからさ

ずーっと捨てないでいたんだけどね。

もう要らないか~って。

 

でもいざ、母が居なくなってみると

なんだか捨てられなくてねぇ~(T▽T)

壊れてるでしょうに~

でも母のお気に入りだったし~って。

 

そうねぇ。お墓に一緒に埋めてあげたい

ところだわね。一緒に火葬はできなくても

お墓に入れる事は出来るんだわね~

 

でも海洋散骨する予定なんだわ。

お墓作ってもいきなり永代供養だからね

私の後継はいないんで。

だから納骨はしないつもりなのよ。

 

ん~。結局今は、その時計で私が

時間を確認してるんだもんね~

ふと、この角度で時計見てたかな

なんて思ったりしながらね。

 

兵隊さん動くようにならないか

直してみようかなぁ。無理かな(≧m≦)