寝たきり認知症の母は
基本、中心静脈栄養法での
栄養摂取をしている。
24時間点滴ね。
でも、脳出血を機に血管が
吸収できなくなって身体中が浮腫み
輸液を半分にせざるを得なかった。
1日1230㎉を点滴で摂取していたのに
半分になっちゃったわけね。
なので、鼻から胃に管を入れて
経鼻経管栄養法も併用してみよう
ってことになりましてん。
かれこれもうすぐ半年になるかな。
ちょっとずつ身体の浮腫みが減少して
きたから栄養摂れてきたかな
って安心・・なんだけどーーーーー
その~鼻から挿入する管ね。
1カ月に1度は交換しましょーって
やつなわけだわ。
まぁ普通の人でもちょっと苦しいわな。
うまいタイミングで飲み込むという動作を
しないと気管にいって肺に入っちゃうしね。
だけどねー母ってば認知症もあるし
嚥下動作は本人も自分のタイミングで
うまくできるもんじゃないみたいなのよー
往診に来てる先生がやってくれたんだけど
もうどーしても入らないくて
喉で拒否して口の中で管がとぐろ巻いて
出てきちゃうんだよね。
入ったと思ったら肺の中だったりさ。
最初はね、慣れてない先生だったからってのも
あって3日間かけてやっと入ったんだよねー
何度もやってると母がぐったりしちゃうから(笑)
日を改めてね。
あとは救急センターに居たことある先生が
きてくれたりとかしてたっけな。
先月は消化器内科の先生が来てくれて
わりとスムーズに入ってさすが専門だ~って
終わったのにさー
今月はその先生が苦心してたー
何度か口の方に出て来ちゃうともう
何度やっても入っていかない事が
多いとか言ってた~
30分挑戦してダメだったら
止めた方がいいって。
一度やめて他の患者さん診察してから
再度来てくれたわ。
ん~それでも入らなくてね・・・
病院内なら胃カメラ使ったり
他の入りやすい管に変えたりすれば
簡単って話だったけど・・・
在宅診療で、置いてある管1本しか
なかったからそれでやるしかなくて・・・
でも大変な思いして・・・それでも
やっぱりダメだ~で諦めてた(^^;
だからその日の夕飯は抜き。
翌日たまたま月1回の嚥下リハビリの
往診があったから・・・
嚥下確認のための内視鏡を持って来て
くれるからね、普段の往診の先生も一緒に
来て総勢5人で(笑)
だから再再度、鼻から管を挿入挑戦
してくれたんだわ。
基本は往診の先生がやってたんだけど
指示は嚥下リハの教授で~・・・
4人の目で内視鏡の映像見ながら。
それでも最後は教授が手を出して
なんやらコツがあるようで・・・
どうにか少ない苦しみで
挿入が完了したよ(´▽`) ホッ
前日はさんざんむせまくって
疲れたと見えてずーっと
30時間くらい寝続けたもん(笑)
さすが教授。状態に合わせて管を
なんやらやって母が思い通りに嚥下とか
してくれなくてもちゃんと挿入できる
ように解説しつつ完了してた。
レントゲン撮る必要ないしね
よかったよかった。
いつもレントゲン持参して
来てくれるんだけどさ・・・
何度も確認で撮るし・・・
相当被ばくしてるんだよ(笑)
これで1カ月は安泰だわ。
毎月往診にくるならその時に毎度
交換してくれればいいんじゃないかな
あーでも・・・すごい医療費が
かかるんだよね嚥下リハは。
普段の往診は介護保険で一定しか
かからないんだけど・・・
教授の往診のときは
それでなくても1回の往診で
スマホ代1カ月分くらいかかるのに
今月はもっとかかるかも。
(*´Д`)いずれ介護破産じゃないか?
まぁ何年も継続しないだろうけどさ。
それにしても大変だったわ。。。
毎回看護士並みに助手やる羽目になるんだもん。
いや一番大変なのは何度も鼻から
管を出し入れされて涙流して
むせたり吐き気してた母だろうけど。
これで今日も安心して栄養剤を
流しますよ。爆睡してるけど(^^;