こんにちはMDです😃
どうやら我々人類は遺伝子レベルで時代の変化についていけていないようです
それは科学進歩による環境変化に遺伝子レベルでの進化がついていけていないという事
特に先進国でハイテクに囲まれている欧米人・日本含む東アジア都市部は子供が生まれなくなっておりそう言う要素が影響しているのかもしれません
生物が誕生して30億年くらい経ち、徐々に生物が進化して我々人類も誕生したわけだが、少子化現象は人類から進化する次の(?)種の誕生が近いことを示唆しているのかもしれない
もうひとつ
科学進歩による環境変化に遺伝子レベルでの進化がついていけていない事が我々個人が幸せになれない要因になっていると言う
狩猟・採集・移動生活を前提に幸福感を持てるホモサピエンスの環境が稲作・牧畜・定住と言う環境変化に遺伝子レベルで対応できていないから不幸に感じると言う事らしい
700万年前に進化したホモサピエンスが想定していなかった環境である
1970年代にウィルソンと言う学者が、社会進化論と言う観点から論文を書いた
それは人間というのは進化していくのだが、その最高峰が欧州にいる白人の男性であると言う論だった
すなわち、人間は未開人から様々な形を経て進化していき、最後は白人の男性に至ると言うもの
めちゃくちゃだ笑
2010年以降シークエンスゲノム解析の発展によって、古代人の骨があれば、その人の髪の毛の色や皮膚の色、目の色形もわかる上ところまで来た
脳の容積に関しては、古代人の方が現代人よりも大きかったということがわかっている
国立博物館の館長さんはこう考えた
古代人は自然の中で、あらゆる危険の中で生抜かねばならないから考えること、そして覚えることが現代人よりも多かったからではないかと。
脳の容量が大きければ良いと言うわけでもないが
あながち馬鹿にできない仮説である
すなわちどれが毒キノコでどれが食べられるキノコかと言う知識は生死に関わる。
大型の肉食獣に出会ったときに、どのように退治すれば生き残る可能性があるのか、どのようにすれば出会わなくて済むのかも生死に直結する
現代のサラリーマンに例えれば、中小企業のサラリーマンほど仕事が分割されていなくて、何でもやらないと会社が回らない。
そこでスキルが身に付き大企業にいるより、後々生き残る能力が高かったりすると言う面がある
それは大企業であれば職務は細分化されているいて、少数のスキルしか身に付かないわけである
もし自分が大自然の中に一人残されたら何を捕まえて食べればいいのか、それ以前に捕まえ方も獣の捌き方も火の起こし方も知らない。
社会環境の変化が早過ぎて人類の遺伝子変化からの適応が追いつかない状態にあると言う
猿から進化した700万年前その最後の1万年で狩猟生活移動生活から
農耕と牧畜 変わって生活が定住となった
猿から進化して699万年の間に、出来上がった遺伝子で幸せのフォーマットが出来上がっていたのに
現代に続くわずか 1万年前(/700万年)から環境が大きく変化した
この急激な変化に、遺伝子がまだ変化していない。できていないところが辛さの根源だと言う。
稲作により蓄えることができ、格差が生まれた
これにより、戦いや嫉妬などの感情も生まれた。
こういう感情をどう処理していくかも、遺伝子的に対応できていないのかもしれない
同じ事を別の研究者(進化生物学者)も言う
SNSが出てきたのは、ここ10年
世代が変わる事によってしか遺伝子の変化のチャンスは無い
それは例えば30年に1回だけ
30年に1回しか遺伝子が変化するチャンスが無いのに、ここ最近の産業や科学の変化のスピードはそれを上回ってきてしまい人類の遺伝子変化が対応できていないと言っていた
確かにSNSなんてのは20年前には無かった
SNSによって便利にはなったけど人類は幸せになったのだろうかとは自分も思う
「進化出来てないから幸せになれない」 と言うのはちょっと??と思わんでも無いが興味ある考え方だと思う
これらを週末に視聴しました
生物進化
進化生物学者の長谷川先生
人は幸せになれない(小林先生)
https://youtu.be/uJkjl0Kh8dQ?si=ZPLsFjPehSVmY3c7
以下は「進化」というものの勉強になりました
古代人 DNA 国立博物館(篠田館長)
https://youtu.be/WqaYQRBQ__Q?si=_F6hgTr7H9kRcpN9
氷河期をなぜ生き延びたか(篠田館長)
https://youtu.be/SG6lMOFymVM?si=EW3j0TMxYZCsjImA
日本人の9割は外来種(篠田館長)
https://youtu.be/E1j7w3eBrBs?si=GZvj7Eh9f0YIaZ7S