WBC中継を独占したネットフリックス
3月に開催されたWBC(世界の国別対抗野球大会)
大谷さん人気も相まって日本でも大盛況でした
一方で日本ではテレビ中継ができなくなって、
社会的にも「それでいいのか」
と言うような議論が巻き起こりました
理由は、ネット配信会社のネットフリックス社が法外とも言われる約150億円で日本での放映権を獲得したからでした
我々が選んでいる資本主義の社会なので致し方ないところですが彼らは最終的に儲かったのでしょうか?
先日、Netflixの決算(2026年1月〜3月)
が出たので調べてみました
人口が半分の韓国や4分の1の台湾での放映権料は
150億円の20分の1以下だった様です
(韓国7億円 台湾3億円程度)
日本の野球ファンは反発しながらも
WBCを見るためにネットフリックスに入会してWBCが終わると即解約
3月中に退会した人も多かったようです。
3月中のネットフリックスの日本での新規会員獲得は150万人前後。
WBCが終わった後の解約数はその7割とも8割とも言われています。
結論から言うと、ネットフリックスが日本で150億円をかけて放映権を獲得し、
さらに例えば20億円かけてトレイラーや宣伝費に使ったとしても、決算書に明記しているとおり
日本でのWBC放映権獲得は黒字だったようです
一応、米国市場で上場している会社なので昔と違って今時は決済書に嘘は書けません。
数字もごまかせません。
以下数字を検証
3月に一瞬だけ増えた会員料の増収分はわずか
15億円(150万人x1000円)
一方でかかった費用は
150億円の放映権料
20億円のトレイラーや宣伝費(推定)
今回下請けとなった日本テレビへの映像制作費支払いもありますが、映像使用許諾収入もあり影響は少ないだろうとみられています
(これらの経費は、アメリカの会計ルールASC 920でほとんどがこの期間内で費用化されています 昔のように期間繰延按分は出来ない)
これだけだと大赤字のはずですが
会員料の収益には比べ物にならないコマーシャル収入がWBC放映で計上されています
3月までの四半期決算では980億円のコマーシャル収入が計上されています
このコマーシャル収益の
昨年同期(1月〜3月)は450億円
昨年1年間を平準化すると3ヶ月間で600億円(昨年は年間で2400億円でした)
なので、少なくともWBC効果含め380億円から多くて530億円の増収になっています。
このうち日本の部分がいくらかは公表されていませんが、日本地区でのWBCからの寄与も大きいでしょう
なぜなら
他の地域で放映権は取らなかったようで
韓国、台湾は地元放送局
米国はFOX
南米はESPN/ディズニーでした
これだけ広告収入が増えれば
経費はまかなえていますね
決算書に堂々と日本でのWBC放映権の獲得は大成功と書いてあるのはこう言う収益構造があるからでしょう
日本のネット社会で見かけた投稿では
ネットフリックスの独占放映が許せないので契約しない
大会終わってすぐに解約してやったぜ
と言うような感情的なお話しも目にしましたが胴元さんはしっかり儲けてらっしゃったと言う事のようです
ちなみにネットフリックスの今年の税前利益予測は年間3兆円程度だそうです
ご参考 日系企業の利益
さて昨日の中谷と井上のボクシング
視聴料が7千円を超えていました
即断念しました (笑)
試合後のYouTube映像からこの瞬間を切り取りました
ファイト中のこの笑顔の交換
たまらんですな
痺れました
メモ
日本ではamortization をアモルティゼーションと呼ぶんですか?
株は100ドル割れを狙ってたが 創業者が引退するらしい 先行き大丈夫?
単なるディズニーみたいな会社になってしまう懸念を持ってます😟
質問の時、しばしば金額間違えてますがAIは賢い
タイプミスは軽く認識してくれる↓










