すべてにありがとう | パンたび

パンたび

おうちパン作りとわんこと行く車旅


こんにちは。

とっても久しぶりにこちらに書くことにしました。


というのも

先日5月16日にハルが虹の橋を渡りました。




去年の11月末

前右脚に肥満細胞腫という犬のガンが見つかってからは怒涛の日々。



初めは断脚手術なんて絶対にしないと思っていたのに

抗がん剤の効き目もほぼなく

しかも体に合わず吐いて負担がかかるのみ。

どんどん大きくなる腫瘍に痛みで夜も寝れなくなり

2月末に急きょ断脚手術。


別の持病のせいもあり術後の状態があまりよくなく、

そこから約1ヶ月入退院の繰り返し。



たくさん頑張って帰ってきてくれました。



3本脚で走る姿にみんなびっくり!

たくさんの感動をもらいました。



一時はもう桜の季節までもたないのかも…なんて思っていたので

今年の桜は特別でした。




4月になってからはとても元気になり

朝わんわん鳴いて起こすのが毎日のスタート。


爆食い爆走な毎日。

余命4ヶ月って言われたけど

あと1年ぐらい平気なんじゃないかっていう希望を持たせてくれました。




術後の傷が完全に塞がったのが4月半ば。




もうそんなに時間がないだろうから

GWは大阪に帰省して今までお世話になった人たちに会いに行ってきました。




親戚宅の畑で採れたていちご🍓




滞在中はとても元気で

みんなにすごいすごいと言われてご満悦なハル。






一緒に泊まったホテルも

珍しく快適に過ごしてくれて毎日早寝早起き健康的な生活。




とても楽しく旅から帰ってきました。



来月のキャンプ場の予約もしようかなーって話していたんだけど

帰ってきた翌日から食べる量が少しずつ減り

まるで電池が切れたかのように全ての機能が衰え

全く食べなくなってから5日目の朝

家族が見守る中旅立ちました。



いなくなる寂しさより

どうにもできない辛い様子がもどかしくて

辛い体から解放された魂を見送って今は安堵しています。


嫌なことの方が記憶に残りやすいっていうけど

戻ってきてくれてからの約2ヶ月間が本当に幸せで

1月末からの苦しかった期間の気持ちを忘れかけていたほど。


これを書くために手帳に書いた記録を見返し涙😭

あの頃は寝ても悪夢を見ていたなぁ。



できることは全てやって

ご褒美のような最後の楽しかった旅もともに過ごせたので

後悔することもなく楽しかった思い出話を毎日しています。


このブログはハルをお迎えしたことから始めたものなので

遅くなりましたが最後のご報告をしようと思いました。


13年4ヶ月と少し、決して短い犬生ではなく

たくさんの思い出とご縁をもらいました。



今まで見守ってくださりありがとうございました。