不機嫌の伝染・・・家族全員、等しく安寧と幸福を得る権利がある、という我が家のルールの再構築。 | 発達障害家族~幸せ満喫Happyライフ~

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アスペルガーの夫と自閉症スペクトラムの娘と家族3人、幸せ満喫の日々をつづります。


最近は小学校での生活が順調なのもあり

ルイは心身ともに、とても安定しています。


夫がからむと、3歳児並みの癇癪と不機嫌、泣き叫びを披露し

夫からの刺激と反応を求めて、おさまりがつかなくなってましたが、

それも、最近、大きな変化を迎えようとしています。



ルイが機嫌よく、長い話を理解できるだけの心身の状況にあるときに

家庭の大事なルールについて、ややつっこんで伝えはじめました。

小学生になってから、「家庭の在り方について」や

「我が家がめざすもの」という話題に関して興味を示し

理解度があがってきたと感じたからです。



我が家の不可侵のルールに

「家では、家族全員が安全で安心に過ごせること、

そのための努力は、子どもも大人も関係なく、全員が自分ができる範囲でする。」

というものがあります。



夫が結婚当初に、私に八つ当たりを平気でしていた一時期がありました。

自分のやり方で私がやらなかったり

外で嫌な事があったり

調子が悪くてイライラしたときには

包み隠さず思うままに私に不機嫌をまきちらかし、

そういう一連のことは「自分の嫁は家族なんだからやっていいことだ」と大した誤解をしていました。

私は

そんなことがあるかビックリマーク

そんな家庭で過ごすぐらいなら離婚するに決まっているでしょうビックリマーク

安心できてリラックスできて、笑顔でいられる幸せな家庭じゃなければ結婚する意味がないじゃんビックリマーク

世界に男は山のようにいるんだよビックリマーク

人に理不尽な八つ当たりして不機嫌を相手にぶつけて不愉快にさせる男をわざわざ選ばないよビックリマーク

あなたがそんな考えでいるなら、私はこの先やっていけない。

楽しく、毎日が笑顔で過ごせるパートナーを選んで、この先何十年を幸せに過ごせるように、再出発した方がいいじゃんビックリマーク

「私とあなた、両方が笑顔でいられる、幸せでいられる努力をする気はあるのはてなマーク

と伝えて、

はじめて夫は「家族になったら、家族だからこそ嫁には何をしてもいいんだと思っていた」と告白しました。

この大騒動を経て、その考えを改めてくれた、というエピソードがあります。(楽天ブログの方で以前書いた内容です)


そこまで言わないと、「妻は家族なのだから、何をしてもいい」という発想を変えることができないぐらい

頑なに信じていた、彼の信念みたいなものがありました。



私はこの前例があるので、子どもには生まれながらに「家族皆が幸せになる法則(権利)」みたいなものを伝えていく必要がある、と思っていました。



発達凸凹があるからか、その特性からかわかりませんが

他人との境界線が、距離感がきちんととれない「幼い部分」がいつまでもあり

自分の意見は、他人も聞き入れて当たり前という、「当たり前じゃないこと」を信じている節があります。

他人だからこそ、気に入らない人間の意見なぞ聞かないという「選択ができる」のです。

人はみな、自由なのだから


そこがわからず、家族はさも「私の意見を聞かなければいけない」というようなごり押しをしてくることがあります。

なぜ、受け入れないといけないのはてなマーク

反対意見を持っていても、他人なのだからそれでいいじゃない。

あなたはあなたの意見、私は私の意見がある。

合わなければ、しょうがない部分もある。

合わなくても、10のうち4ぐらい、妥協できるところがあるかもしれない。

それが話し合いで決められる。



そういう「交渉」とか「妥協」の意味が、全くわかっていません。

お互い公平に、平等に、互いの意見を取り入れる。

50%はあなたの意見を聞こう、でも残り50%は私の意見を入れる。

この妥協や話し合いがあるから、お互いがフェアーになれて

失わず、保てるものを50%残し、そして

50%を、お互いにあきらめるのですよね。

痛み分けみたいに。



勝負のように、100%相手に認めさせよう、

また

自分が100%認められなければ、否定された。

と受け取るのは、この平等や公平がさっぱり機能せず偏ってしまっている。


家族の中で、これはできない話です。

毎日毎日、誰かが100%で、誰かが0%の状態だと、家庭は破綻する。



一つの家庭で数人の家族が、健全な精神状態を保ちつつ生活する、という大事な根底の問題です。



ルイには、まだこういう説明は難しくてできないから

「不機嫌は、家族全員に伝染するばい菌みたいなもの」と言っています。


イライラする

気に入らない

腹が立つ


そんな気持ちを、家族にドッカーンドンッとぶつけると

楽しく、笑顔でいた家族がみんな、そのバイキンを受け取って

とたんに辛く悲しく、時には腹が立ったりする。

バイキンを喜んでもらう人は、一人もいない。

だから、強烈に強いバイキンは、泣き部屋とかで巻き散らかして

家族の前でぶちまけるのは、弱いバイキンぐらいにしないといけない。


パパやママは、大人で強いから弱いバイキンぐらいやっつけてあげられる。

だけど、ルイの「ギャー!!」って転げまわって叩きまくって泣き叫ぶキョーレツバイキンには

パパやママでもやられちゃうよ。



パパやママは、家の中を楽しく、明るく過ごせるように工夫して頑張ってきたよ。

家にいると、楽しいよねニコニコ

だから、例え大好きな可愛いルイであっても

その楽しく幸せな家の中を、暗く辛い場所にするのはやめてほしい。

家族みんなが、楽しく過ごせるように、どうしたらいいか

相談しながら、工夫しながら、やっていきたい。


腹が立ったら、泣き部屋で泣いてもいい。

でも何で腹が立ったかを考えて、相談してくれたら嬉しい。

パパとママは、相談してもらわないとわからないし、助けられないからね。



と、どこまでルイが理解しているかはわからないながらに、

「言ってること、なんとなくわかるはてなマーク」と聞き返すと、

うーんと、う~んと、・・・ってことよね、とそれなりに理解してくれています。



家族全員に共通したルール、それが家を明るく楽しい場所にする。

ルイは、泣き叫びたいぐらいの腹ただしさを感じたり

衝動的な怒りを感じたとき、泣き部屋で感情を発散させて

そのあと、問題については「相談して解決する」という分業ができはじめています。

感情と問題を、混沌とさせて錯乱する時期を、通過しようとしている。

感情は感情で片付けるもの。

問題はまた別で、解決できるもの、相談して工夫していくもの。


全く別なんだ、ということを、理解しはじめています。

その変化として、パパに不適切行動を出す時に、自分で「パパに甘えたいのよビックリマーク」と宣言するようになってきました。

パパも、認知行動療法を受けているので、ルイのこうした不適切行動が「何を要求しているのか」を理解してきています。


家族療法とは、こういう家族の状況を、ひとつひとつ解析して掛け違っているものをつなぎなおす作業なんですね。



我が家の、「家族全員が、リラックスできて、傷つけられたり、不愉快にさせられたりしない安心安全な場所」でありたい思いが、共同作業できはじめてきたかな~と感じています。



今年は家族全員にとって、見直しと、発見と、前進の年になっているようです。

もう7月ですが、あと半年、じっくり家族の土台を確かなものにできたらなぁ、と思っています。







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