イタリアの漫画雑誌トポリーノ3680号に
掲載されたディズニーとMax Pezzaliの
コラボ作品をご紹介します!

 

ドナルドダックのイタリア名はパペリーノ、
ミッキーマウスはトポリーノですが、
日本人になじみのあるドナルドダック、

デイジー、ミッキーマウス、ミニー

に変えさせていただきました。

公式Instagramで漫画のタイトルページを
公開してくれていたのでブログに引用致しました。

 

 

※ラストまでのネタバレ有りです。
 

内容は私個人の感想です。

イタリア語のできない日本人が

頑張って翻訳したものなので、
間違えている可能性があります。

漫画なので1つ1つの文章が短く、

漫画ならではの表現もあるので、

翻訳サイトによって訳がまるで違いました。


 

『ドナルドダックと時の音』
 Paperino e il sogno del tempo


 

ディスコのような会場でドナルドダックは
マックス・パペッツァーリの事を尋ねられます。

image
赤い髪のアヒル:

「ねぇ本当に彼を知っているの!?」

 

ドナルドダック:

「ええと…誰を知っているって?」

 

赤い髪のアヒル:
「マックス・パペッツァーリ!
あなたが彼を知っていると聞いたのよ!」

 

ドナルドダック:
「もちろん! 友達だった…いや、友達だよ!」

 

ドナルドダック(パペリーノ)は

みんなにMax(パペッツァーリ)と
パペローガ(フェズリーダック)の
3人でバンドを組んでいて

練習スタジオ探しに苦労した話をします。

ディズニーらしいドタバタが面白く語られます。

パーティの後、

ドナルドダックは現在のMaxと連絡をとって、

かつての練習スタジオが解体されるのを見に行きます。

Maxは一緒にselfieセルフィー(自撮り)を撮る事で

工事スタッフに中に入らせてもらい、

思い出の場所を懐かしみます。

ラストはラジオでトークするMaxと
それを聴いているドナルドダックで終わります。

思い出の場所が無くなっても、音楽に形を変えて

いつまでも忘れないというお話でした。
 

作中には「Nella notte(夜の中で)」や

「Sei un mito(あなたは神話です)」

「Rotta x casa di Dio(神の家への道)」

「Non me la menare(うるさく言わないで)」

「Hanno ucciso l'uomo ragno(スパイダーマンが殺された)」

「Nord sud ovest est(北、南、西、東)」などの

替え歌やオマージュが見られました。
霧の中のお化け屋敷のような練習スタジオには

「Il grande incubo(大いなる悪夢)」

を思い出しました。

実はこのストーリーを担当した

Tito Faraciティト・ファラーチは
Max Pezzaliの大学時代の学友なんです。

片方はディズニーのベテラン作家で
片方は人気歌手になっているなんてすごいですね。

 

 

『インスピレーションは思いがけないときにやってくる!』

 L'ispirazione arriva quando meno te l'aspetti! 
Nord  Sud Ovest Est (北南西東)

 

4本の独立した1ページ漫画です。
見開きの左側にはMaxのインタビュー、

右側には1ページ漫画の構成で

北南東西の4回分繰り返していました。

さりげなく全てのコマに

Maxパペッツァーリが入っています。

image

看板の文字

「北・インスピレーションは

思いがけないときにやってくる」

 

黄色い枠のナレーション

「パペローポリ(ドナルドダックたちの街)で

私は信じられないほどの

インスピレーションの源泉を見つけたんだ...
ものすごい人物だよ!」

 

「彼は感じのいい奴だよ。

しょっちゅう不機嫌そうな顔をしているけどね!」

 

「彼はエネルギーに満ちあふれているよ。

よく居眠りしている姿を見かけるけどね!」
 

「彼はちょっと運が悪いけど、

本人は気にしてないよ…そんなにね!」

 

「彼はすごく面白いんだ。

特にある従兄弟に手を焼いているときはね…」
 

ドナルドダック:

「ふん!いつも同じ話ばっかりだ!」


「いったいどこにいるんだ、パぺローガ? 

一晩中、君を待っていたんだぞ! 

どうして今まで返事をくれなかったんだ? 

ふん!どうせ話したって無駄だ!」

 

同系色の濃淡で表現されたカラーが

とても美しいですね。

Maxがドナルドダックの行動を見ながら


曲をひらめいた!というお話のようです。

漫画には曲名が書かれていないので、


全くの的外れかもしれません。

 

NORD

北

オレンジ系の色調。
「Gli Anni(年月)」



 

SUD

南

黄色系の色調。
「Jolly Blue(ジョリー ブルー)」
 

OVEST

西 

緑系の色調。


「La regola dell’amico(友だちのルール)」
 

EST

東

青系の色調。
「Con un deca(10,000リラで)」

「Me la caverò(なんとかやっていけるよ)」

 

 

『何キロメートルもの手紙』

 Chilometri di lettere

 

タイトルは「Come mai(どうして)」の

歌詞が元になっています。

ちなみにMaxはバイク好きでも有名で
883の名前はハーレーダビットソンが由来です。

image

ミッキーマウス(トポリーノ)が古いバイクを

修理から受け取ります。

 

黄色い枠のナレーション
「ある晴れた朝、大西洋沿岸の小さな町で…」

 

整備士:
「ずいぶん手のかかる仕事だったぞ、坊や!

 オイルフィルター、エンジン、ブレーキ、クラッチ…」

「…この老婦人(バイクは女性名詞)は、

聞いていた以上にひどい状態だった。

まあいい! ほら、準備万端だ!」
 

ミッキーマウス:
「完璧なタイミングだ!ちょうど今、

遠くの島々での写真撮影の仕事を終えたところなんだ…」


ミッキーが相棒のバイクで

帰路につく旅を描いた物語です。

バイクは古くてボロボロですが
とても大切にしています。


帰り道の旅で見た風景や感じたことを、
ミッキーは手紙に書き残していきます。


ラストは愛するミニーの元に帰って手紙を渡し、

バイクに二人乗りしているシーンで終わります。

 

吹き出しや文章は最小限で、

映像でミッキーの心情を語っています。

旅の風景は映画のワンシーンを

切り抜いたようにとても美しいです。

1ページを作るのにとても丁寧に
手間をかけているのが伝わってきます。

私はわたせせいぞう先生の
「ハートカクテル」を思い出しました。

 

※わたせせいぞう

1945年(昭和20年)生まれ。
本名は渡瀬政造。

漫画家、イラストレーター。

代表作の「ハートカクテル」は1話完結の恋愛物語で、

漫画雑誌「モーニング」に

オールカラーで掲載されていました。

 

わたせせいぞう ワンダーカクテル Animated Film vol.9

↑わたせせいぞうチャンネル様より

 

 

最後にトポリーノ3680号の解説動画をご紹介します。


TOPOLINO #3680 - Un numero SPETTACOLARE, EMOZIONANTE e UNICO!

↑Aly From The Block様より 約15分

 

この方はトポリーノとMaxとインテルのファンで

毎週トポリーノの作品紹介をされています。

特にこの号は最高傑作だと大絶賛していました。

 

今回のトポリーノ3680号の

内容紹介はいかがでしたか?

作品の素晴らしさが少しでも

伝わっていたらうれしいです。

次回は漫画作品の続きをご紹介いたします。

お楽しみに!