今回はMax Pezzaliが3680号の編集長を務めた
イタリアの漫画雑誌「Topolinoトポリーノ」
についてご紹介したいと思います!
トポリーノは1932年にイタリアで創刊された、
ディズニー公式ライセンスの漫画雑誌です。
日本の漫画雑誌と比べると小ぶりで、
サイズは約14 × 18.6 cm。
A5判よりひと回り小さく、
全ページオールカラーの週刊誌です。
1冊はだいたい160ページで
毎週水曜日に発売されています。
トポリーノはミッキーやドナルドなどの
ディズニーキャラクターたちを主人公に、
さまざまな作家が物語を描く
という構造になっています。
シリーズ作品もありますが、
基本的には1話完結型で
新しい物語を毎週楽しめます。
また漫画だけでなく
コラムなどの読み物も充実しており、
子どもから大人まで楽しめる雑誌になっています。
今年で創刊94年の長い歴史で、
イタリア独自のオリジナル漫画が
数多く生み出されてきました。
実はイタリアは
世界のディズニー漫画を支える
主要な制作国のひとつで、
かつてはアッカデミア・ディズニーという、
ディズニー漫画家を育成する
専門教育機関もありました。
Accademia Disney
1988年にミラノに設立されたこの機関は、
一般的な美術学校や絵画教室とは異なり
ディズニー作品を商業出版できる
プロの作家を育成するための教育機関です。
2013年に活動を終了していますので
詳細は確認できませんでしたが
・ 漫画作画コース
・ 脚本コース
・ 上級絵画技法コース
など複数のコースやセミナーが存在しました。
期間はコースによって異なり、
2年間のコースもありました。
入るには厳しい選抜があったようです。
トポリーノの漫画は
1人で制作することもありますが
ストーリー
作画
カラー
などをそれぞれ別の担当者が
手がける分業制です。
1人の漫画家がキャラクターを作り、
アシスタントと協力しながらも
ストーリーから作画までの
すべてを制作する事が一般的な
日本の漫画とはかなり違いますね。
日本の漫画家たちは「個人事業主」、
トポリーノの漫画家たちは「職人」。
そんな印象を受けました。
トポリーノは1冊ごとに特集が組まれ
そのテーマに沿った漫画が掲載されるようです。
Maxが編集長を務めた3680号は
1冊まるごとMax Pezzaliでしたが、
次に発売された3681号では、
サッカーのワールドカップの特集でした。
3681号の発売時は6月上旬だったので
ちょうどワールドカップが始まる頃でした。
イタリアの予選敗退は残念でしたね…。
トポリーノ3680号の目次

公式が目次を出していたので翻訳してみました。
左側はコラムや読み物の目次で、
右側はストーリー漫画の目次になっています。
1ページに全部の翻訳を
書き込もうと思ったのですが
私のパソコン技術では無理でした…。
↓41ページの紹介文
「1号限定の編集長!」
世代を超えて受け継がれる音楽から、
いつまでも人々の心に語りかけ続ける漫画まで。
歌手としてのMax Pezzaliは、
今、新たな「黄金時代」の章を生きています。
サンレモという船の舵を取った彼が、
今度は1号限定でTopolinoの世界を導きます!
ストーリー漫画は
「Nord sud ovest est(北、南、西、東)」
「Come mai(どうして)」
「La dura legge del gol(ゴールの厳しい掟)」
「Gli anni(年月)」など
どれもMaxの曲に関連していて面白かったです。
今回私は全ページをスキャンして、
翻訳機能を使いながら読んでみました。
背景に描かれた効果音などは
手描きの文字なので、
うまく読み取ってもらえませんし、
文字をテキスト化できても
うまく翻訳できない場合は、
マファ、サムスバン、トゥムトゥール、
エッテタム、コフロンといった、
音をそのままカタカナにした
訳になってしまうことも多くありました。
それはキャラクターの名前なのか、
何か別の意味がある言葉なのか、
それとも漫画独特の表現なのか…。
判断できないことも多かったです。
吹き出しのセリフも、
イタリア語のまま読めば、
「これはあの歌詞からの引用だな」
「ここはラップ風に韻を踏んでいるんだな」
といった言葉遊びをしていることは
なんとなく分かるのですが、
それを日本語に翻訳すると
言葉のつながりが崩れてしまい、
面白さが半減してしまいました。
やっぱりイタリア語が分からないと
マンガを読み解くのは難しいですね。
トポリーノには毎週解説動画を出している
熱心なファンが何人もいます。
目次の紹介をしている方もいました。
この動画の方は
今回、Maxが編集長をしたので
久しぶりにトポリーノを購読して
動画にあげてくれたようです。
Topolino N. 3680 oggi in edicola. Speciale Max Pezzali
↑FalComics様より 約3分
漫画の内容をご紹介するには
もう少し時間がかかりそうなので、
次回は漫画つながりで
日本の漫画雑誌をご紹介しようと思います。
お楽しみに!


