こんにちは(* ^ー゜)ノ
岩出市で真面目に指導に取り組んでいる進学塾MAXの塾長小林浩之です(^o^ゞ
久しぶりのオフをいただいて紀の川河川敷で川が見えないという不思議なサイクリングをして、頭もスッキリし、仕事の疲れも癒えて迎えた月曜日。
1週間の始まりは小6受験生の授業で迎える。
人の走る速さを求める問題で、
「時速0.1km」
って……
1時間に100mしか走らんって、どんなけ鈍足なんだよ!?
また、別の問題で、人の歩く速さを問われ、
「分速6m」
って……
6mってどれくらいか分かるか?
メジャーを持ち出して測ってみせる(だいたい教室の横幅くらいだった)。これだけを歩くのに1分かかるのか?
間違えたことを叱るつもりは毛頭ない。でも、出てきた答えが問題の条件に合うかを考えなおしたり、あまりに常識とかけ離れた答えが出てきたら「おかしい」と感じてほしいものだ。
とどめは、速さの基本3公式の1つ、時間を求める公式を訊いても答えられない生徒がいた。受験生なら、基本的な公式くらいスッと頭に入れてちょうだいませませ。
受験生のクラスではなく、勉強が嫌いで苦手で無理やり塾に放り込まれた子どもたちのクラス(もしそうなら俺ももっと優しく教えてあげるけどね)を教えているみたいだ。もうここで1週間分の疲れを得てしまった。受験生のプライドを持って真剣に勉強してくれたまえ。まぁ、どんなけ厳しくしても辞めずについてくる(打たれ強い?)生徒たちだから、これからの成長を楽しみに指導していくしかないのかな。もちろん目指すは志望校合格だけどね。
中学生の授業では、やはり、新入塾生が小テストに苦心している。中2は不規則変化動詞のテスト、中1は人の名前を英語(ヘボン式ローマ字)で書くテスト。問題も答えも分かっているたかだか10問のテスト(といっても中2は50個の単語を書くんだけどね)なんだから満点獲ってほしい。が、新入塾生の多くが、努力の跡形も認められないくらいボロボロ……。
どうやって勉強してきたの?
新入塾生の1人に訊いてみた。
「(答えを)何回も読んできた」
やっぱりね。それぢゃ、覚えられないんだな。そもそも、英語をこれから勉強するという中1生や始めて1年、2年という中学生が、単語を見ただけで覚えようというのは、100年早いわヾ(@゜▽゜@)ノ
もちろん読めない単語や文は覚えられない。だから、中1や中2の授業では音読にも時間をかけている。家でも同じように覚えるべき単語をスラスラ読めるように音読しよう。
それから、鉛筆を持ってノートや紙に書く!10回でも20回でも、覚えたという自信がつくまで書く!!
仕上げは自分でテストする。テスト用紙を自分で作ってテストをし、間違えた単語は再び書いて練習する。これを家で100点獲るまで繰り返せば、塾で合格できないはずはないんだな。
アホだから、馬鹿だから、覚えられないんぢゃない。皆、楽しようと横着するから覚えられない。ちゃんと音読して書いて練習すれば、頭の中で覚える回線がつながってくる。この回線がつながってくれば、1つの単語にかける時間も短くなるし、書く回数も減ってくる。これをきちんとやれば、高校生になれば、ある程度は見ただけで覚えられるようになるだろう\(*⌒0⌒)b♪
ところで、せっかく覚えた単語、大人になったらどれくらい覚えているだろう?英語を使って生活をしていたり、俺のように塾で英語を教えていれば忘れることはないんだけど、英語を使わない生活をしていたら、やっぱり忘れちゃう。俺だってせっかく大学で勉強したドイツ語なんか、もうほとんど覚えていない。外国語に限らず、学生時代に勉強した数学や社会を忘れてしまった大人も多いだろう。
ぢゃあ、なんで大人になったら忘れちゃうことを勉強し、覚えなきゃいけないのか?
それはね、覚える脳を作るためだよ。大人になって仕事に就いたら、それぞれの職業の専門的な知識や技術を覚えなきゃいけない。覚えられないでは済まされないし、生きていけない。だから、ちゃんと覚えられるようになるために、今、勉強して覚えるトレーニングをしているんだよ。
だから、単語テストも頑張って覚えてきてね\(*⌒0⌒)b♪