塾の小テストの勉強も毎日してね(*ゝ`ω・) | 和歌山県岩出市の進学塾『MAX』~志の道を歩く(同行何人?)

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2024年度入試合格速報
和歌山工業高等専門学校 1名
智辯学園中学校 1名
開智中学校 1名
初芝橋本高校 3名
大阪体育大学浪商高校 3名
那賀高校 1名
粉河高校 3名
笠田高校 1名
和歌山高校 1名

こんにちは(* ^ー゜)ノ
岩出市で真面目に指導に取り組んでいる進学塾「MAX」塾長の小林浩之です(^o^ゞ

日曜日にゲットした『次郎物語』を毎晩、毎朝読んでます。夜は疲れているせいか、知らないうちに寝ているからいいのですが、朝は、ついついあと10分、あと1章、あと1ページ……と、なかなか本から離れられませんf(^ー^;

これは、子どものゲームから離れられない心理と同じかもしれません。でも、その場限りの楽しみでしかないゲームよりも、いつまでも心に残る本の方がマシかな(^_^)y-゜゜゜゜゜

でも、もちっとケジメをつけないと、仕事が圧してきて大変だf(^ー^;

さて、MAXでは普段の英語の授業では、『システム英単語中学版』を導入し、ディクテーションテスト(聞き取った英文を書き取る)やライティングテスト(英作文)を実施しています。

これは、これから本格化していく大学受験における英語改革(「聞く・話す・読む・書く」の4技能の導入)を見据えたものでもあり(この動きは当然高校受験にも波及するでしょう)、また、高校受験や定期テストのリスニング対策にもなるでしょう。

このテストを期末試験前までは、20文ずつテストをしていました。ちょっと多いかな、欲張りすぎかなと思っていたのですが、案の定、概ね、厳しい内容でした。

頑張って満点や90点以上獲る生徒もいました。そういう生徒は期末試験でも、満点や90点以上獲ってきています。一方、ボロボロな点をとり、お呼び出しで再テストの生徒もいます。そういう生徒は、やはり期末試験でも、厳しい点をとってきます。

こういうと、必ず、「あの子は元々頭が良いから。それに比べて自分(の子)は……」と言う生徒や保護者がいます。頭の出来・不出来にしてしまっては、成績も上げようがなくなります。賢いとかそうぢゃないとかで片付けるなら、勉強にも努力にも、何の価値も見出だされません。

ディクテーションやライティングで良い結果を出す生徒は、家で毎日CDを聞いたり、音読したり、書いたりして練習し、勉強しています。不合格になり、お呼び出しになる生徒は、日頃は練習もせず、せいぜい前日か、ひどければ当日にテスト勉強らしきものしかしません。それもテキストの英文を眺めるだけ、みたいな……。そして、お呼び出しでは再テストを受けて、家に帰れたらそれでよい、みたいな……(当然、家に帰ったら忘れます)。

テストの結果は、頭の出来・不出来ではなく、行動の違いにあるのです。

テスト対策期間中もずっと考えていました。

このままでいいのだろうか(いいわけない!!)、どうすればこの子達の行動を変えられるのだろうか……

そこで、期末試験終了後、中学1、2年生にアンケートをとりました。

1回のテストで何個(何文)だったら、頑張って勉強しようと思うんだ?

最初は僕の顔色を伺って、

「10個」

と答える生徒が多かったのですが、ある生徒が、勇気を振り絞り、

「5個」

と答え、僕が笑って聞いていると、安心したのか、「5個」と答える生徒が増えてきました。ちなみに「0」と答えた生徒もいましたが、却下!!

「よし!ぢゃあ、これからは5個ずつテストしよう!そのかわり、君たちが『5個』って言ったんだから、責任持って覚えてこなければあかんぞ!!」

と言いました。

それで、現在は5個ずつテストをしています。20個のときはウンザリしていた生徒も、5個ならヤル気を出して頑張っている生徒もいるようです。満点を獲る生徒も増え、平均点も上がっています(これぞ、スモールステップ法!)。

漫然と塾がある日だから塾に行き、テストがあるからテストを受け、呼び出されたから再テストを受ける、では成績は上がりません。

宿題だけでなく、小テストも、日々練習し、勉強し、一発で満点や合格点を獲らなければいけません。そういう行動の積み重ねが、定期テストの得点アップ、そして、志望校合格につながっていくのです。