「少女像を戻せ」として設置したプラカードが代わりに置かれている。
ハンギョレ新聞社 2023-03-17 02:31
暖かい日差しが差し込む構内に座っていなければならない少女は、影も形もなかった。日本軍性奴隷として連れられた素足の少女が消えた場所には、「自由が撤去された」「記憶をなくすことは加害者に勝利をもたらすこと」と書かれたプラカードが置かれているだけだった。かつてそこに「平和の少女像」が設置されていたという事実は、彼女を守ろうとした学生と市民が描いた少女の絵だけから察することができた。
世界女性デー(8日)の翌日の9日(現地時間)、ドイツ中部ヘッセン州カッセル市にあるカッセル大学は、学生の自治空間の前庭に設置された「平和の少女像」を奇襲撤去した。同大学の学生自治会が昨年7月、韓国およびドイツの市民団体であるコリア協議会に要請し、学生会館の前に建てた像だった。
学生会の代表が毎年変わるから、学生会の「総意」では無いとして撤去したみたいですよ。一年後の画像も見たいです。