右側に引っ越し紐が見えるので、皆さんここを進んで行ったのだと思います。 壕の下に、一升瓶の欠片が見えるので降りてみます。
一升瓶の欠片です。 当時の物かどうかは分かりません。
革製の鞄と紐と靴底でしょうか。 こんな所で、靴を脱ぎ捨てる人はいないですよね・・・・・・。
一升瓶のあった反対側です。 写っているのは、東京から参加した若い立正佼成会の会員の方です。
右側の穴なんですが、かなり深いんですよ。 落ちたら、骨折は間違いないです。
立正佼成会の会員の方が、奥の方で岩に挟まっている手榴弾を発見しました。 フラッシュを焚きましたが、焚かないと昼間でも真っ暗なんです。
戦争中の日本製だと思います。 岩に寄り掛った後の棚のような場所にありました。 自決用でしょうね。
沖縄戦関係の書籍に、「自決用の手榴弾を渡された」 という記述が多くありますが、悲しい現実を見た気がしました。