今年、最後の読書となったのは「島津奔る」…

信長、秀吉、家康、謙信、信玄などの超メジャー武将に比べ、薩摩が歴史の中央に躍り出るのは幕末まで待たねばならず…
キャラもエピソードも濃いわりに戦国武将・島津義弘を単体で描いた名作は、あまり無く…
戦国時代の島津といっても義弘どころか、秀吉の九州討伐まで連戦連勝の薩摩を率いた旧領主である兄の義久、勇猛果敢で魅力的な弟の家久などのことは更に知られていない…
そういう意味では、戦国島津を描いた、たいへん魅力的な作品のはずでございまして…
映画化され公開中の「最後の忠臣蔵」の池宮彰一郎氏の作品で柴田錬三郎賞を受賞した氏の代表作でございますが…
島津義弘の有名な見せ場…
関ヶ原の敵中を、あえて中央突破する場面が、司馬遼太郎氏の「関ヶ原」に類似を指摘され「回収・絶版」になってしまった残念な作品…
Amazonで探しても通常在庫は無く…
中古欄から購入いたした次第…
といっても在庫していた業者さんの管理が良く…
誰の手垢もついてない美品の新古書でこざいました…
さてさて内容でございますが…
これまでの戦国時代物では描いていないシーンもありまして…
なかなか私好みなわけで…
たしかに訴えられただけあって、例の中央突破の場面だけでなく作品全体から「司馬臭」がプンプン…(笑)
司馬さん好きの私みたいなものには「苦笑い」で済みますがねえ…
この手のものは歴史的事実を扱うわけで…
ある程度は似てしまっても致し方ないと…
但し…
登場人物のセリフやら人物評まで、ほとんど変わらないと、苦笑いでは済まされませんな…
でも「島津奔る」も「関ヶ原」も同じ新潮社なので、担当者が気が利いていたら作者だってもっと上手く立ち回って発表したと思うのですが…
作者の責任だけにするには、ちょっと可哀想かな…
いや、こういうことはクリエイターの宿命なんでしょうね…
それにしても…
本日は暇で…
仕事になりません…
築地やら、上野御徒町などは朝から人出があるようですが…
単なる渋滞に巻き込まれる可能性が大…
その他は暇で…
読書がはかどりますがな…

それでは最後に「今日のニャンコ」です…
