
サンフランシスコで行われたサイレント映画祭でアベル•ガンスの映画「ナポレオン」を観ました。
1927年にフランスで作られたサイレント映画の傑作です。
昔、四半世紀前、NHKホールで観て大感激し、映画の道を目指すことにもなった(大袈裟ですが、ホント)大好きな映画です。
修復も進んで尺も伸び、初めて見るカット、エピソードも多くて(特に第二部はちょっと驚く)大満足!!

フルオーケストラをバックに大画面で観る「ナポレオン」は素晴らしかったです。
個人的にはカーマイン•コッポラ作曲のストレートで高揚する「ナポレオン」が好みかもしれないけれど、今回のカール•デイビスの繊細なタッチの「ナポレオン」もまた良かったです。
こうなると、いつかオネゲル版も観てみたい。
それにしても、この映画、とっても長くて13:30に始まりインターミッション2回とディナーブレイクが入り、終了は21:45。
一日がかりの鑑賞になりました!
上映したパラマウントシアターも凄く雰囲気があって良かったなぁ。
あんな劇場で映画を上映出来たら素晴らしいですね!
今回は新婚旅行でロサンゼルスに行ったのですが、わざわざこの映画のためにサンフランシスコまで足を伸ばしました。
こんなシネフィル的経験を一緒に楽しんでくれる妻がいるというのも嬉しいなと思いました。

さてさて、本日のB級グルメは劇場側のカフェで食べたお昼ご飯。
グリークオムレツです。
ギリシャのチーズ、フェタやオリーブ、野菜がタップリと入った美味しいオムレツでした!
付け合わせのジャガイモもたっぷり美味で、また最高!!
