「ZOMBIELAND(ゾンビランド)」と“Towinkies(トゥインキー)” | 八木毅のブログ/Takeshi Yagi's Blog/Electric Garden
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脚本家のKさんが去年観た映画の中で一番面白かったと言って薦めてくれた映画「ゾンビランド」。
ゾンビと言って侮ってはいけません!
あ、そうそう、怪獣ものもそう。
同じです。
同じジャンルものですが、この「ゾンビランド」、すご~く良く出来ていました!
御存知のようにホラーやスプラッタには作風が特殊な、というか独自な成長を遂げて、もはや別の傾向の作品へと変化しているものも多く、それがまた面白いのですが、この作品もそのうちの一本。
もはや観客を怖がらせようなどとは、これっぽっちも考えていないようです。
比較的SF的に始まる冒頭からして、既にコメディですが、
この作品の凄いところは、その後、物語が動き出してから。
ここにあるのは登場人物たちの成長と成就の物語なのですが、それが良く出来ているのです。
ゾンビであるのにね。
まあ、そこがキモです。
最近は薄っぺらい成長物語が量産されていますが、これは間違いなく本物でした!
少ない登場人物たちが、全て何かを獲得してゆく。
爽快な物語です!

で、その物語の中で、最後に蛇足ながら、しかし大きな鍵となるのが”Twinkies"(トゥインキー)。
いわゆる、スーパーで売っているような、普通のアメリカ的お菓子です。
ウディ•ハレルソン演じるワイルドな男”タラハシー”がこの“トゥインキー”を見つけ出す事に命をかけているのですが、映画を観ると、彼の“トゥインキー”への思いが染み込んで、どうしても“トゥインキー”に対する興味を押さえられなくなります。

“トゥインキー”とは何ぞや?
そして、どんな味なのか?
食べてみたい…。

なので、仕方ないので買ってみました。
国内では見つからなかったので(下北沢とか探せばあったかもしれませんが、ちょっと忙しかったので不精しちゃいました)ebayでアメリカから買いました。
商品よりも送料の方が高いくらいで、それはもったいないのですが、でもどうしても食べたい!

で、送られてきたのがこれです。
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Twinkies/トゥンキー
可愛いパッケージですね!

開けてみると、こんな感じ。
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Twinkies/トゥインキー
可愛らしい”トゥインキー”が10本、キレイに並んでいました!

で、食べてみました。
味は、昔、駄菓子屋で食べた保存料タップリのドーナッツのような懐かしい感じで、さらに言うなら、子供の頃抱いていた誤解された”アメリカ”のイメージを具現化したような味!?
つまり、
とても美味しかった!

アメリカでは超有名なジャンクフードというか、定番のお菓子らしいです、これ。
ジャンキーな香りがぷんぷんします。
きっとLAの乾燥した紺碧の空の下で食べると、また格別なんでしょうねと、再び幻想に浸れるような、そんな味でした~!

興味のあるかたは、ぜひ!



台風接近中らしいので、みなさん、お気をつけて!